がちゃぴんのポケブロ

ポケモン剣盾から対戦始めた民の緩めの構築記事です

【SV】シーズン19 使用構築【最終620位-1924】紫電ミライハッサム

こんにちは、がちゃぴんです!

 

久しく別ゲーにハマりすぎて全くポケモンに触れてすらいませんでしたが、何とか最終3桁以内には残る事が出来たので記事に残します!

 

構築経緯

※採用順

①環境に蔓延る電磁波を素で無効化しつつ、火力・耐性面共に非常に優秀で多くの禁伝ポケモンと撃ち合っていける性能に惹かれ、チョッキミライドンを構築の軸として採用。

②シーズン18に結果を残された方々の構築記事を見ていく中で、ミライドンの相棒としてゴツメハッサムを採用されている方が多かったため、とりあえず採用。

③ミライドンを使用する上で弊害となるディンルーを筆頭とする地面技の一貫を切りつつ嵌め倒せる残飯渦アンコカイリューを採用。

カイリューやテラパゴス、ルナアーラなどのマルスケ系統のポケモンが増えた影響でステルスロック要員が構築に欲しかったのと、ミライドンがチョッキとは言え眼鏡黒バドレックスとの撃ち合いには勝てないため、第2の特殊受けとしてオボンディンルーを採用。

⑤ここまでの上記4匹を基本選出とし、ここからは補完枠を色々検討していく中で、構築が受け寄りのサイクルチックになっているため、物理の積みエースとしてミライドンが取りこぼしたポケモンたちを一掃できる剣舞エレキシードオオニューラを採用。

⑥対コライドン構築に無限に負け続けていたのと、あまりにもドオーが無理過ぎたため最終日前日にメタ枠として頭に降ってきた風船挑発ヒードランを採用。

 

譜面が完成した。

 

個体紹介

ミライドン@突撃チョッキ

・性 格:控え目

・特 性:ハドロンエンジン

・タイプ:電気・ドラゴン

・テラス:フェアリー

・技構成:イナズマドライブ/流星群/マジカルシャイン/蜻蛉返り

・実数値:207(252)-×-121(4)-190(140)-136(4)-169(108)

 

〈調整〉

・H:撃ち合い性能重視でブッパ

・C:なるべく高く

・S:環境にいるチョッキミライドンを大体抜けるライン

 

 構築の軸。火力・耐久・サイクル性能全てが規格外の最強ポケモン。序盤からチョッキミライドンだけをずっと使用していたため、使用感や環境変化に合わせて技構成やテラスタイプを調整していった。

 序盤は一番オードソックスな氷テラスで使用していたが、氷タイプはテラスした後の耐性面が微妙な点とミライドンメタとして今期流行っていたテツノワダチへの打点がほしかった等を考慮し次は水テラスへ。水テラスは技範囲・耐性面共に優秀ではあったが、今度は無限に発生するミライドンミラーにおいて水だとテラスを切る事が出来なくなってしまうといった別課題が出てきたため、最終的にはドラゴン技の弱点を消しつつミライドンの対策枠として出てくるディンルーへの弱点も付けるフェアリーテラスが正解という結論に至った。

 フェアリーテラスの強みは水・氷と違いテラバーストではなくマジカルシャインという非テラスの安定技を自然に採用できることであり、電気技が通らないポケモンに対して流星群を撃たずに済む点が非常に大きかった。後述する相棒のハッサムとの相性補完も良く非常に使い勝手が良かった。

 強すぎるがあまりにメタの貼られ方も尋常ではなく、至る所から至るポケモンが初手から地面テラスしてきてボルチェンを透かされてそのまま崩壊されることも多かったため、終盤に蜻蛉返り変更したがこの技変更が本当に偉すぎた。ミライドンを使ってると段々地面テラスの雰囲気を醸してるポケモンが分かってくる気がする・・・

 メインウエポンが電気・ドラゴンという無効技2種である関係上、どうしても技選択に悩まされる場面がシーズンを通して本当に多かったが、そこを加味しても非常に使い勝手の良い最高のポケモンだった。

 これぞ正しくミライノオウ。

 

ハッサムゴツゴツメット

・性 格:腕白

・特 性:テクニシャン

・タイプ:虫・鋼

・テラス:ノーマル

・技構成:蜻蛉返り/バレットパンチ/はたき落とす/剣の舞

・実数値:177(252)-151(4)-167(252)-×-100-85

 

〈調整〉

・HB:ブッパ

 

 物理受けクッション枠。今まで自分は剣盾時代からハッサム自体をそこまで使ったことが無く、タイプは優秀だが数値面が足りないし回復技も持たない有限ポケモンのため、使用難易度の高い上級者向けと思って避けてきていたが、実際に使ってみるとまあ強すぎて驚いた。

 ミライドンが不利を取るザシアン、パオジアンや受けとして採用されがちなゴリランダーや流行っていたオオニューラなどに軒並み後出しから有利を取れるすごいポケモン。対面操作の一致蜻蛉返り、一致高火力先制技のバレパン、ポケモン界でも最強技の一つである叩き落とす、有利を対面を取った際に圧をかける剣の舞で技構成も完結している。

 テラスタイプは黒バドのアストラルビッド意識のノーマルテラス。環境にいるハッサムの大半のテラスが悪かノーマルで固まっていたため読まれてアスビ以外の技を撃たれるケースも多く、終盤は黒バド対面でも速攻テラスを切るのではなく、敢えて2サイクル目で切るようにしたりしてノーマルである警戒をさせないような立ち回りをするように心掛けていた。

 色々と強い点はあるが、とにかくこの環境においてはバレットパンチの存在があまりにも偉すぎる。禁伝ポケモンたちはスペックこそ高いが、環境トップ勢が軒並み先制技を持っていないため、このポケモンは安易に切らずに残しておくことで無限の詰め筋になれる。神速や影打ちなどのようにタイプによって無効にされる事もない点がも本当に偉い。

 このポケモンもあまりに強すぎたがためにミライドンに並ぶ・・・いや、それ以上にメタの貼られ方がすごく、ゴリランダーやパオジアンの炎テラバやカイリュー、オオニューラの炎パンチなどで散々虐められる場面が特に最終盤目立った。今まで自分も最終日には何かしらハッサムを焼却する炎テラス持ちのポケモンを採用する側の人間だったため、今回は初めて被害者側の気持ちを思い知った。やられる側になって初めてこのポケモンと本当の意味で和解出来たのかもしれないので、今後も積極的に使っていきたい。選出率は恐らくこの構築で1位。

 

カイリュー@食べ残し

・性 格:図太い

・特 性:マルチスケイル

・タイプ:ドラゴン・飛行

・テラス:フェアリー

・技構成:炎の渦/アンコール/電磁波/羽休め

・実数値:197(244)-×-143(116)-121(4)-126(44)-113(100)

 

〈調整〉

・H:奇数で最大

・S:麻痺後の最速黒バドレックス抜き

・HB・HD:ボックスにいた渦アンコカイリュー(うわっきーさんがS11で使用していた努力値配分)からS分を差し引いただけのため、明確な調整意図なし

 

 カイリュー枠。構築経緯にも書いたが、ミライドン対策としてほぼ100%選出されるディンルーなどを筆頭に嵌め倒す弱いものいじめ界最強ポケモン

 初手ミライドンに合わせて出てきたディンルーに蜻蛉返りでカイリューを合わせると、全人類アンコールケアで引いてくるため交代際への電磁波が刺さりやすい。

 使用していたミライドンが環境的には中速寄りの配分にしているため、渦アンコ電磁波でS操作を行いつつHPも裏の圏内に入れて、相手のプランを崩壊させた後にこちらのをミライドンを上から通すムーブが構築にも合っていて非常に強かった。

 テラスは調整のところにも書いているが、元の参考案がS11でうわっきーさんが使用したものの流用個体のためそのままフェアリーにしていたが、黒バドや構築上重かったルナアーラ意識のノーマルでも良かったかもしれない。

 刺さっている構築にはこのポケモン1匹で詰ませる事も少なくなく、使っててたまに申し訳なるくらいには強かったが、この個体があまりにもゴミエイムすぎたせいで一度リア友と通話しながらランクマをやっていた際に盛り無しで渦を6連続で外した事もあり、思わずプロコンを破壊しそうになったが何とか踏み留まった。

 命中不安技を多く採用している側の性であるため仕方ないが、シーズンを通して活躍っぷりが尋常ではなく、最終日には割と技も当ててくれた方だったし良しとする。

 やはりカイリュー・・・カイリューは全てを解決する・・・!!

 

ディンルー@オボンの実

・性 格:腕白

・特 性:災いの器

・タイプ:悪・地面

・テラス:

・技構成:地震/カタストロフィ/ステルスロック/吹き飛ばし

・実数値:261(244)-131(4)-176(116)-×-118(140)-66(4)

 

〈調整〉

参考元:シーズン18 最終27位 もちこさん

参考の調整配分からミラー意識でHを奇数に落とし、ASに4振りし使用)

※掲載無許可のため問題あれば削除します

homulilly-poke.hatenablog.com

 

 ステロ枠。あまりにも耐久値が高すぎるバグみたいなポケモン。王道な型で使用していたため今更特に語る事も少ないが、環境的にミライドン、黒バドレックスが多い関係上このポケモンの選出率も非常に高かった。

 テラスは水・鋼など色々と試したが、構築上毒びし展開が非常に苦しかったため毒で採用。

 今シーズンの最終戦で当たった方のミライドン軸をこのディンルー1匹でほぼ3タテまで持っていくという活躍っぷりをしてくれたおかげでめちゃくちゃに愛着が湧いた。やはり最強、いや、災厄。

 

ヒードラン@風船

・性 格:控え目

・特 性:貰い火

・タイプ:炎・鋼

・テラス:フェアリー

・技構成:マグマストーム/大地の力/身代わり/挑発

・実数値:191(196)-×-133(52)-172(52)-137(84)-113(124)

 

〈調整〉

H:16n-1

HB:一致イカサマを身代わりが高乱数耐え

HD:臆病眼鏡黒バドレックスのアストラルビットを確定耐え

C:余り

S:無振りランドロス+2

 

 環境メタ枠。コライドンとドオーが構築上あまりにも無理すぎて当たるたびにレートを献上していたため、色んなポケモンを対策枠として試してみたが何一つしっくりこず悩んでいたところ、最終日前日に急遽このヒードランが頭に浮かんできた。

 貰い火+フェアリーテラスにすることでコライドンからの打点を実質格闘のみにすることができ、更にはニトロチャージ・スケイルショットのどちらも無効となるため、コライドン側のS上昇手段を失う。また、風船+挑発を採用する事で、重かったドオーやグライオンカバルドンなどの地面技+補助技しかないポケモンたちを軒並み機能停止させる事が出来る。ついでに勝率の低かったムゲンダイナなどの受け系統のポケモンにも強く、ラスト1枠には身代わりを採用する事で終盤若干増加傾向にあったキョジオーンなどの対策枠としても輝く事が出来た。

 環境のコライドンがほぼほぼ炎テラスだったことも追い風で、このポケモンを採用してからは大幅に勝率を上げる事が出来たし、命中不安の筆頭のマグストもめちゃくちゃ当ててくれたので最強だった。

 今期の1位であるうわっきーさんがコライドン軸を使用していた影響で、来期からはもっと増加するかと思われるので、対策枠として困ってる方は是非一度使用してみてほしい。

 【注意!】自分は今回このヒードランを使用する上で初めて知ったが、風船というアイテムは身代わり越しに攻撃を喰らった場合でも、身代わりが割れるタイミングと同時に風船も割れてしまうという仕様があるため、そこだけは注意が必要となる。みんな意外と知ってるのかな・・・?

 

オオニューラ@エレキシード

・性 格:意地っ張り

・特 性:軽業

・タイプ:格闘・毒

・テラス:ゴースト

・技構成:インファイト/シャドークロー/アクロバット/剣の舞

・実数値:175(156)-190(180)-84(28)-×-101(4)-158(140)

 

〈調整〉

参考元:シーズン18 最終12位 くろもちぃさん

※掲載無許可のため問題あれば削除します

yinyangpoke.hatenablog.com

 

 本構築唯一の積みエース枠。今回オオニューラ自体を初めて使用したが、火力と素早さが正義すぎて数多の相手たちを葬ってきた。

 ミライドン構築はヘイラッシャが出てきにくい事もこのポケモンにとって追い風だったが、ゴツメ神速地震羽アンコカイリューがほぼ100%選出されるため、原案の飛行テラスから神速透かし用にゴーストテラスへ変更した。

 なんとオオニューラなのに最強技であるフェイタルクローを採用していないという極めて真面目な型となっている(ただただ撃ちたい相手がそこまでいないのと、採用する事で運に頼りがちな立ち回りになってしまう恐れがある事を考慮した上での非採用)。

 型としては間違いなく強かったが、自分のオオニューラに対する理解や練度が低かったため、どうしても受け寄りの選出を優先してしまう機会が多くあまり出しどころが分かっていなかった事だけが反省点。

 剣舞インファイトでラス1から怒涛の3タテをしていく姿が気持ち良すぎた。カスタマイズ性能も高く型も多いため、まだまだ無限の開拓の余地あり。やはりこいつは毒ウーラオス

 

基本選出

 

・VS黒バドレックス

or

 

・VSミライドン

or

 

・VSコライドン

 

・VSザシアン

 

・VSテラパゴス

or

 

・VSホウオウ

 

・VSルナアーラ

 

・VSムゲンダイナ

 

その他の禁伝は当たった回数が少ないのでカット!

 

重いポケモン

 

・キラフロル

単純に毒びし展開がキツイ。型も襷やらレッドカードなど豊富で結局撒かれる。

 

・ブリジュラス

初手で出し勝てるポケモンがいないため選出が歪む。

 

・オーロンゲ(壁展開)

壁無対策なのできつい。結構当たったし対策すべきだったと思うが、そもそもオーロンゲ自体がきついみたいなとこあった。

 

・黒バド・テラパゴス(瞑想積みエース)

ミライドンが特殊アタッカーのため、ラス1で上から瞑想される展開はだいたいキツイ。

 

結果

・使用TN:がちゃぴん【最終620位-最終レート1924】

・対戦回数:408戦222勝186敗

 

最後に

 2月のシーズン14を最後に別ゲーにハマってしまった影響で、今期は約4か月ぶりに真面目にランクマに取り組みましたが、正直最終日までなかなか構築に納得がいってないままずるずる来てしまい、案の定構築の穴が目立って最終日だけで540位⇒5000位くらいまで落ちた時は「もうこのゲーム向いてないな・・・」って本気で思いましたが、その後に何とか構築がこの最終形にまとまったおかげで、深夜3時から怒涛の逆襲で何とか無事最終3桁ラインまで時間ギリギリで戻ってくることが出来て、一先ずは安心しています。

 途中で構築が迷走しすぎて余分にレートを溶かしてしまいましたが、最終的な構築の完成度的には割と高かったと思ってるし、もう少し上の順位を目指せたんじゃないかと悔しい気持ちもあります。

 禁伝ルールは剣盾の頃から思い入れがあるルールだし、特に今期の最終盤あたりの対戦が面白すぎたため現在ポチベが爆発しまくってるので、来期もがっつり潜っていこうと思います!

 もうガチ対戦初めてから結構な年数経ってるし、そろそろ最終2桁取りたいですね(/・ω・)/

 

 

Twitter:@gachapin_pkmn