【SV】シーズン3 使用構築【最終530位-2033】逆張りセグカミトム
お久しぶりです、がちゃぴんです。
SV環境が始まってから不甲斐ない結果が続いていましたが、シーズン3にしてようやく目標にしていた最終3桁、そして自身初となるレート2000の大台を越える事が出来たので記事に残します。
構築経緯
※採用順
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今期はシーズン1~2とは異なり、新たにパラドックスポケモンたちが解禁された事により0からのスタートだったため、前期結果を残された構築等をベースに環境を調べていく中で、2/10頃にうわっきーさんが生放送で使用していた今期1のトレンドとも言えるセグカミラッシャ+HDステロドドゲザン構築を使っているのを目にし、模倣して試してみたところ非常に使用感が良かったため、今期の軸として決定し微調整を重ねて行きました。
一般的にはセグカミラッシャが多い印象ですが、個人的には今期の初期から使用していたHB水ロトムが非常に使い勝手が良く、特性の浮遊によりテラスを切っても自然と地面の一貫を切れる点や、ボルトチェンジによる対面操作、鬼火+イカサマで物理アタッカーを軒並み機能停止に出来る点に魅力を感じ、自分は逆張りではないですがセグカミトムで貫き通しました。笑
正直セグカミトムゲザンの4匹である程度の構築とは戦えていたため、残りの2枠は一生試行錯誤し続けましたが、補完枠としてキョジオーンを見れる隠密サーフゴー、残り1枠はステロゲザンが出しにくくなるコノヨザル、イダイナキバなどの格闘タイプや、終盤爆増したガブリアスにも初手から強く出られる点を評価し、最終日の夜に脳内に降ってきた炎テラス襷テツノブジンを採用し、最終的な構築が完成しました。
個体紹介
セグレイブ@突撃チョッキ
・性 格:意地っ張り
・特 性:熱交換
・タイプ:ドラゴン・氷
・テラス:電気
・技構成:氷柱落とし/テラバースト/地震/氷の礫
・実数値:193(20)-216(252)-113(4)-×-116(76)-127(156)
〈調整〉
HD:眼鏡臆病テツノドクガの炎テラスオーバーヒートを確定耐え
S:準速75族抜き・ミラー意識でなるべく高く
本構築の軸の1匹にして最強の物理アタッカー。爆発的な種族値を持ちつつ、更に熱交換とかいう火傷が効かない+炎ダメ受けるとA上昇とかいうイカレ特性が本当に壊れすぎている。テラスタイプは電気にする事で、セグレイブの対策として筆頭に上がるヘイラッシャやアーマーガアに対して抜群打点を持ち有利に立ち回ることが出来る点を評価し採用。専用技の巨剣突撃を切っているため、自分も採用していたHBロトム系統に対して有効な打点がなく隙を見せてしまうが、氷・地面・電気で見れる範囲が本当に広く、外せる技が一つもなかったためこの構成で完結していた。
当初は氷技として氷柱針を採用していたが、いかさまダイスの無い氷柱針は2発しか当たらないgm技と悟ったので早々に氷柱落としへ変更した。運に頼る必要もなく安定した高火力打点になり、個人的には変更は正解だったと思っているので、運に自信がない人は潔く氷柱落としへ変更する事をオススメします←
今シーズンはセグレイブをヘイラッシャで対策している人があまりにも多かったため、何度も交換読みで地面タイプに魂込めて電気テラバを撃ちまくるヤンキープレイをしまくったが、ほぼほぼ通った記憶しかないので立ち回りとしては正解だった()
本当に過労死するんじゃないか心配するレベルで選出しまくったし、特に最終盤での活躍っぷりがえげつなかったのでSV新ポケモンの中でもかなり好きになった。
ハバタクカミ@ブーストエナジー
・性 格:控え目
・特 性:古代活性
・タイプ:ゴースト・フェアリー
・テラス:炎
・技構成:シャドーボール/ムーンフォース/マジカルフレイム/身代わり
・実数値:145(116)-×-92(132)-179(60)-156(4)-180(196)
〈調整〉
H:16n-1
HB:A4振りキョジオーンの塩漬けを身代わりがほぼ耐え
S:古代活性でS上昇調整
本構築の軸の1匹にして最強の特殊アタッカー。ミミッキュと同じくゴースト・フェアリーでの技の一貫性が本当に広く、ブーストエナジー+中間択の身代わりの相性も良く幅広い器用な立ち回りを可能にしてくれた髪ならぬ神。
テラスタイプはハバタクカミが苦手とするハッサムやジバコイルなどの鋼打点に対して有利を取れるようになる炎テラスで採用。
当初は臆病HCS振りで使用していたが、構築的に重めのキョジオーンに対して、後述する隠密サーフゴーだけでは余りにも心もとなかったため、試しに身代わりが塩漬けをほぼ耐えるラインまで振ってみたところ、いい感じに陽気ガブリアスの地震を確定で耐えたり、その他にもあまり明確には覚えてないが()色々と活きる場面が多く、程よい耐久もありつつ火力も十分で尚且つ素早さも申し分ないという、全ての面において高水準な性能に仕上がった本構築の中でもかなりお気に入りの調整である。
終盤にかけて環境に眼鏡ハバタクカミが増加してくれたのも追い風で、ミラーでの撃ち合いではほぼ上から動けるため負ける事はなかった。
ブーストエナジーはS上昇+撃ち分けも出来るため、捉え方によってはスカーフの完全上位互換となるが、アイテムの性質上1度裏に引くと効果が無くなってしまうデメリットもあるため、初手の出し負けを避けるようになるべく初手から出すのではなく裏から確実に展開していくように心掛けていた。
まだまだ考察の余地がある文句なしの環境1位の最強ポケモン!最高!
ドドゲザン@ヨプの実
・性 格:意地っ張り
・特 性:負けん気
・タイプ:悪・鋼
・テラス:悪
・技構成:ドゲザン/けたぐり/不意打ち/ステルスロック
・実数値:207(252)-185(108)-141(4)-×-123(140)-71(4)
〈調整〉
HB:意地特化セグレイブの地面テラス地震を確定耐え
HD:臆病眼鏡ハバタクカミのフェアリーテラスムーンフォースを確定耐え
S:ミラー意識
SVでの相棒枠。セグカミの影に隠れているが実はこのポケモンが真のMVPだった説はある。持前のバグレベルの実数値+耐久調整により、環境に蔓延るあらゆる高火力アタッカーたちの攻撃を軒並み耐えて確実に起点作成以上の仕事をこなしてくれる神。持ち物は唯一の弱点である格闘打点における回答としてヨプの実で採用。
構築を参考にしたうわっきーさんは意地HDブッパのオボンで使用していたが、自身で使って行く上でそこまで耐久に全部りしなくても大体の特殊攻撃は1発耐えられる事に気付き、耐久は必要最低限まで振って残りはAに努力値を割くことによって、起点作成しつつもそのまま自身で殴っていける性能に仕上がり、このポケモン1匹で3タテしてしまうような試合も何度かあった。特性の負けん気が環境的にもかなり刺さりが良く、ハバタクカミのムーンフォースやマジカルフレイムによるCダウン、ミミッキュのじゃれつくでのAダウン、たまにいる初手威嚇持ちなど発動機会が多かった。
最終日はコノヨザルやガブリアス、イダイナキバなど明らかに不利を取るポケモンが増えたため出せる機会は減ってしまったが、後述するテツノブジンへの選出誘導枠としても体感仕事してくれていた気がする。
今回の構築の6匹の中でも一番自信のある調整となっているので、起点作成要員として悩んでいる人には是非一度使って頂きたい1匹です!
水ロトム@オボンの実
・性 格:図太い
・特 性:浮遊
・タイプ:電気・水
・テラス:鋼
・実数値:157(252)-×-172(236)-126(4)-128(4)-108(12)
〈調整〉
S:S4振りのHC眼鏡ロトム意識
本構築の物理受け兼マスコット枠。ヘイラッシャはブサイクだがミトムはかわいいので構築が映える()
持ち前の耐久を活かしつつボルトチェンジによる対面操作が出来る点が偉い。そして何より浮遊+鋼テラスの相性が非常に良く、カイリューやセグレイブにも対面強く、鉢巻持ちの地面タイプ持ちの一貫を切ることが出来るため、ヘイラッシャとの差別化点は十分にある。
今期がセグレイブ環境だったこともあり、選出率はセグカミと並ぶ高さだった。ハイドロポンプ+鬼火というテツノツツミ顔負けの命中不安定技だらけな点以外は言うこと無し。割と当ててくれたし本当に数多くの勝率に貢献してくれた非常に優秀なポケモンだった。
テツノブジン@気合の襷
・性 格:無邪気
・特 性:クォークチャージ
・タイプ:フェアリー・格闘
・テラス:炎
・技構成:ムーンフォース/インファイト/テラバースト/影打ち
・実数値:149-157(52)-110-166(204)-72-184(252)
〈調整〉
AC:気持ちC高めでそれぞれいい感じに(適当)
S:ミラー意識の最速
最終日の環境変化に合わせて採用した補完枠。この補完枠に欲しい要素として、起点作成ドドゲザンが出しにくくなる環境終盤にかけて増え始めていたコノヨザルやテツノブジン等の格闘タイプに対して強く出ていけるポケモン。最終日に至るまでに、鋭い嘴飛行テラバカイリューや、襷ノーマルテラスクエスパトラ、スカーフ飛行テラスボーマンダ、スカーフゴーストテラスドラパルトなど色々試してきましたが、どれもしっくりくる性能はしておらず、結局まとまらないまま最終日を迎える事に・・・
何となく最終日21時頃に入れてみた襷テツノブジンが割と使用感がよく、最初は影打ちの威力UP+カイリューの神速透かしも兼ねてゴーストテラスで使用していたが、アーマーガアやハッサム等の鋼タイプを後出しされる事が多かったため、その対面を作られると有効打がなく、裏に引いたとしても後攻蜻蛉返りで不利な対面操作をされてしまう点が弱いと感じたため、そこを返り討ちに出来る炎テラスタルに変更すれば全て解決できるのでは?と考え、最終盤の夜23時くらいから40分程かけて死に物狂いで炎テラピースを集めて試してみたところ、考えていた動きが的中し相手へ一気に負担をかけて数的有利を取って勝てる試合も多く、この変更は正解だった。
ドオーやテツノドクガ等の毒タイプ系統に有効打がないため、最初は影打ちの枠をサイコショックへ変えて使っていたが、最終盤初手テツノブジンミラー対面も複数回あったため、さすがに影打ちは必要だった。
最終日に急遽採用した枠ではあったが、シーズン最終盤の2~3時間の選出はほぼテツノブジン・ハバタクカミ・セグレイブでまとまっていたため、わざわざテラピースを集めるだけの価値はあった。
覚える技が本当に多いため、まだまだ考察のし甲斐がある素晴らしいポケモンでした!
サーフゴー@隠密マント
・性格 :控え目
・特性 :黄金の身体
・タイプ:鋼・ゴースト
・テラス:飛行
・技構成:ゴールドラッシュ/シャドーボール/悪巧み/自己再生
・実数値:191(228)-×-115-187(132)-111-123(148)
〈調整〉
どこかで見た構築記事の調整の丸パクリです()
対キョジオーン+キノガッサへの圧力枠。この枠にはキョジオーン・受けループ・キノガッサ等に強く出られる補完が欲しく、全ての条件を満たしているのが恐らく隠密悪巧みサイコショック持ちサーフゴーくらいしかいないと思うが、試した上でイマイチしっくり来なかったため、リキキリン・トリトドン・アーマーガアなど様々な隠密ポケモンを試すも、結局上手くまとまらなかったため最終的には原点回帰のサーフゴーに戻した。
今期は本当にキョジオーンが終始多く、構築に一匹は対策をねじ込まないと何も出来ずにボコボコにされてしまうためとりあえず入れた枠だが、キョジオーンを使う相手側も隠密マント持ちへの対策は抜かりなく、こいつを入れただけでシーズン1・2のように簡単に勝てるような試合はマジでなかった。
キョジオーンを見たらこいつを出すしかないが、ピンポイントな性能をしているために単体としての性能自体は低く、逆にキョジオーンを出されなかった瞬間に腐りがちになるし、選出しても裏として採用されやすいテツノドクガ等に後出しから不利展開を取られる事も多かったため、今期は冗談無しでキョジオーンを出された試合に勝った記憶がない・・・あいつナーフしてくれよ(切実)
この枠だけは最終日まで明確な回答が得られなかったので、改善の余地は間違いなくここだった。反省。
重かったポケモン
・キョジオーン:対策してるのに勝てないバグ。
・HBウルガモス:誰も勝てない。終盤増加しててきつかった。
・眼鏡テツノドクガ:初手出しポケモンであるドドゲザン・テツノブジンがどちらも不利を取ってしまう唯一のポケモン。相手側にいると基本選出が歪むのでしんどい。
・イルカマン:無理。終盤はナイーブで初手からドドゲザンに鉢巻インファイトを撃ってくれる人が多くて、返しのドゲザンで瀕死まで持って行けるケースが多かったのでギリ耐えたが、明確な対策にはなってない。
・キノガッサ:こいつのためだけにサーフゴーをわざわざ選出したくないので、いざ出されるときつい。選出したらしたで他のポケモンが疎かになるので、出てこない事を終始祈ってた。今期は初手に出されても裏のサーフゴーを警戒してくれて初手から胞子を撃ってくる人が少なかった印象。
・受けループ:終盤全然マッチングしなかったんで切った。最終日2~3回当たったけど無対策なのでしっかり負けた
結果
・使用TN:がちゃぴん【最終530位-最終レート2033】
・対戦回数:536戦302勝234敗
最後に
ポケモンSVでのレート対戦が始まって3シーズン目にしてようやく第一目標であった最終3桁を達成出来て、一旦は満足しています。
また、インフレ環境ではありますが剣盾からの一つの目標でもあった最終レート2000も同時に更新する事も出来たのは大きな自信にも繋がりました。
直近のテラピース節約法が改悪されてしまった影響で、個人的には来シーズン結構人口が減ってしまうんじゃないかと予想してますが、次の目標は最終二桁、もしくはレート2100を目指して引き続き精進して行こうと思います。
ではでは、長々と見て頂きありがとうございました!
レンタルも公開してますので、是非使用してもらえると嬉しいです(-ω-)/
※おまけ(頑張ってくれたポケモンたち)
Twitter:@gachapin_pkmn
【剣盾】シーズン35 使用構築【最終389位-1838】終焉の双璧ダイナホウオウ
お久しぶりです、がちゃぴんです。
前ルールの禁伝2体環境で思った結果を2期連続で出せず心が折れてしばらくポケモンから離れてましたが、今期で剣盾のランクマシーズンも最後のため約半年ぶりに真面目に取り組んでみました。
3桁前半という自分の中での最低限のラインは超えられたのと、剣盾締めくくりの記念も兼ねて記事に残します!
コンセプト
・初手ダイマ構築があまりにも多いため、壁等を駆使して往なし切ってから後発の要塞ダイマエースを通す
・全てを火力でねじ伏せる(適当)
構築経緯
※採用順
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序盤は前期1位のくろこさんが使用していたホウオウナット構築をベースに、環境把握も兼ねて微調整しつつ潜り続けていたが、さすがに今期はかなりメタられている傾向にあったため、シーズン終盤頃に「ホウオウナットのホウオウは厚底ブーツしかいない」という相手方の固定概念を覆すべく、命の珠持ちのアタッカー型へ変更したところ、火力がないと思い込んで突っ張ってくる相手に対して不意な高火力でサイクル破壊しつつ、環境にいる大半のポケモンと五分以上に撃ち合うことが出来る点に魅力を感じ、このポケモンをベースに構築を練りなおしていった。
※最終的にナットレイは構築から抜けましたが・・・
ホウオウが基本的に初手ダイマで使用する事が多い関係上、荒らした後の非ダイマスイーパー役として高い性能を持つザシアン・襷黒バドレックス・スカーフカイオーガの3強で火力を押し付ける基本選出が強いと感じたため採用。
上記4枠は固定で残りの2枠を考察していく中で、構築上に欲しいのと感じたのが①電気の一貫を切るための地面枠。②幅広い構築に初手から安定して出せつつステロや壁等を駆使して起点作成も可能な汎用性のあるポケモン。上記の考えを元に、壁レジエレキ+残飯ジガルデやパワハゼルネアス等も使用してみるも、終盤にいきなり入れて使いこなせるほど簡単な使用難易度ではなかったため、結局上手くまとまらないまま最終日を迎えてしまい、案の定勝率も安定しないまま潜りながら考察を続けていたところ、11/1の深夜1時頃にふと見かけた構築記事を参考に壁役をムゲンダイナへ変更したところ、圧倒的な素早さ+安定した耐久力+最低限の火力保障の3点を兼ね備えており、全てにおいて群を抜いて使用感が良かったためこのまま採用に至った。また、壁ムゲンダイナを採用した事でこちら側の後発ダイマ性能を格段に上げる事が出来る点を考慮し、このタイミングでカイオーガの型を最速スカーフから控え目HCSのチョッキ型へ変更した。
ラストの地面枠は、一定数いるホウオウナットやHBルギア等に強い点を評価し、シーズン途中に少し使っていたラム剣舞グラードンを採用し、最終日の深夜2時頃にようやく最終構築がまとまり完成した。
個体紹介
ホウオウ@命の珠
・性格 :陽気
・特性 :再生力
・実数値:181-182(252)-111(4)-×-174-156(252)
破壊神。構築経緯にも書いた通り元々はホウオウナット構築を使用していたが、相手側視点でのブーツホウオウという固定概念を逆手に取り奇襲が出来るアタッカーの命の珠型へ変更したところ、非常に通りが良く環境に刺さっていると感じたため、このポケモンを構築の軸として微調整していった。
最初は意地ASの特化型で使用していたが、自分が珠ホウオウへ変更したのと同じくらいのタイミングから明らかに環境に珠ホウオウが増殖しまくっており、同速勝負に負けないようにするため陽気ASへ変更した。
後述するムゲンダイナで壁展開してからの珠ホウオウの後発ダイマ展開が非常に強力で、今期環境に爆増していた初手ダイマ+バドザシ選出に対しても、双璧珠ホウオウの異常耐久+異常火力でねじ伏せる展開があまりにも強すぎた。
剣盾最後のランクマのエースとして最初から最後まで戦い抜いてくれた最高のポケモン。ありがとう!
ムゲンダイナ@光の粘土
・性格 :臆病
・特性 :プレッシャー
・技構成:ダイマックス砲/火炎放射/リフレクター/光の壁
・実数値:215-×-122(52)-193(220)-115-198(236)
・参考元:【S30 最終29位】ぴりか式壁×積みサイクル♡ - VTuber兎に角ぴりかの構築置き場 (hatenablog.com)
※掲載無許可のため、問題あれば削除いたします
汎用性の鬼。間違いなく今期の勝ち馬ポケモンだった1匹。構築経緯にも記載した通り最終日に初手に安定して出せるポケモンを探していたところ、上記の構築記事が目に留まり、本構築に欲しい要素を全て兼ね備えていたため採用した。
参考元にもあるが、Cにここまで努力値を振る事によって状況に応じて率先して上から殴るも良し、壁貼って速攻退場しても良しと、とにかく出来る事が多く全てが強すぎた。
ほぼぶっぱまでSを振る事で環境に存在する大半のポケモンのSを上回っていたところも非常に偉く、最終盤にマッチングしたザシアンには全て上を取っており、初手壁展開からの巨獣斬を2耐えし、逆に火炎放射2発で返り討ちにするというムーブも複数回あった。
初手スカーフカイオーガとの対面も、1発目の冷ビを耐えてから光の壁を展開で、2発目の冷ビをミリ耐え可能なためしっかり2回分行動保障があり、初手で不利を取るのはリアルに黒バドレックスくらいしかいなかった。
殴り面について多く語りましたが、両壁からの後発に繋ぐ珠ホウオウ・チョッキカイオーガ・ラム剣舞グラードン等のダイマ性能を格段に上昇させることができ、構築の足りなかった部分を全て埋めてくれた最高のポケモンだった。
ダイナの型の匿名性も相まって、相手側はコスパ型や身代わり型、パワハ型等を考慮するといち早くに処理して来ようとするため、相手のダイマを率先して切らせれていたのも強みの一つだった。
もう少し早くにこのポケモンの存在に気付けていれば、もっと高順位を目指せたかもしれないと思うくらいには強かった。とにかく神すぎた!
黒バドレックス@気合の襷
・性格 :臆病
・特性 :人馬一体
・技構成:アストラルビット/ドレインキッス/マッドショット/悪巧み
・実数値:175-×-101(4)-217(252)-120-222(252)
環境最速且つ一番信頼している襷枠。イベルタルには多く隙を見せるが、それ以外のポケモンには基本強く出られるためスイーパーとして安定した活躍をしてくれた。
技はタイプ一致のアストラルビット、余裕かまして出てくるイベルタルへの打点になり、ダイマ時にダイフェアリーで目障りな電磁波などの補助技を阻害できるドレインキッス、ミラーマッチを制するためのマッドショット、有利展開を取った際の詰み技として悪巧みを採用。
今更特に多く語ることもない最強ポケモン。無難に強かった!
カイオーガ@突撃チョッキ
・性格 :控え目
・特性 :雨降らし
・技構成:潮吹き/冷凍ビーム/雷/熱湯
・実数値:185(76)-×-111(4)-220(236)-161(4)-134(188)
禁伝の相棒枠。ダイマしてもしなくてもめちゃくちゃに強い一番信頼しているポケモン。調整意図はたまたまボックスにいたチョッキオーガをそのまま使ったため覚えてません・・・が、確か誰かの調整をパクったはず()
ダイナの壁と合わせる事で特殊だけではなく物理耐久までお化けになる怪物だった。スカーフ・チョッキ・命の珠などメジャーな型は一通り試したが、自分の壁展開構築に一番あっているのはチョッキ型で間違いなかったと思う。
長い禁伝環境を共に生き抜いてきた神。SVでもまたいつか一緒に戦いたい!
ザシアン@朽ちた剣
・性格 :陽気
・特性 :不撓の剣
・技構成 :巨獣斬/インファイト/身代わり/剣の舞
・実数値 :191(188)-190-135-×-144(68)-220(252)
・調整意図:HD 珠臆病イベルタルのダイバーン乱数6.2%
S ザシアンミラー意識の最速
ポケモン剣盾界の主人公にして絶対的な剣の王。ザシアンの主な型であるHA・HD・HSの3種類を今期は全て試した結果、最終的にはザシアンミラーで絶対的な安心感を持って投げられる点に惹かれ、陽気HSの最速型で採用した。
技構成は一致技の巨獣斬、ディアルガやナットレイなどの鋼打点になるインファイト、脳死電磁波マン防止の身代わり、火力不足を補う剣の舞で完結していた。この技構成は電磁波持ちのHBルギアに強いのがメリットであり、剣の舞を6積みする事で、HB特化ルギアに対してマルスケ込みで50.2~59.1%、マルスケ無しで確定落ちのためラス1ザシルギア対面になった場合は必ず巨獣斬2発で打ち勝つことが出来る。実際最終盤にあった試合では、こちらザシアン1匹VS相手チョッキディアルガ+ゴツメルギアという圧倒的不利展開があったが、ディアルガのダイマターンを身代わりでいなした後に返しのインファイトで落とし、その後のルギア対面で上記の流れに持っていく事ができ無事勝利できた。
ラスト1匹で絶体絶命の状況から禁伝2匹を討伐する姿は、正に魔王に立ち向かう勇者の背中を見ているようで、本当にかっこよすぎて泣いた。
ザシアンを使うシーズンは今まで最終日に結局勝ちきれず順位を落としてしまう事が多かったが、剣盾ラストシーズンでようやく一緒に3桁前半順位を取ることが出来て和解できた。
ザシアン、お前がナンバーワンだ。
グラードン@ラムの実
・性格 :意地っ張り
・特性 :日照り
・技構成:断崖の剣/岩石封じ/ヒートスタンプ/剣の舞
・実数値:187(92)-222(252)-161(4)-×-111(4)-130(156)
・引用元:確認中・・・
カイオーガのライバル兼地面枠。キョダイサンド。調整は前期の結果を残されたどなたかの構築記事を参考にしたが、忘れてしまったため判明次第追記しておきます…
原案の型ではヒートスタンプのところをギガインパクトで採用されていたが、自分はホウオウナットメタで変更するも結果的にあまり押してないためもう少し他の技をもう少し考慮しても良かったかもしれない。
今シーズンにて初めて使用したポケモンだったが、圧倒的な物理耐久と火力範囲が優秀で非常に使い勝手が良かった。
このポケモンもダイナとの壁展開で更に化けるが、本構築上で使用する場合はもう少し火力を削って耐久とS方面に努力値を割いた方が使いやすかったかなーと思っている。
ちなみに今シーズン最後の試合でのダイマックスはこのグラードンになったので、色々と思い入れの残るポケモンになった笑
迫力のあるラストダイマックスをありがとう!!
結果
使用TN:ソード【最終389位-最終レート1838】
対戦回数:108戦68勝40敗
最後に
長かったポケモン剣盾における対戦環境もこれが最後という事で、自分の出せる力を最大限に駆使してきましたが、結果は従来とあまり変わらず3桁前半でした。
あわよくば最終100位以内、または初の2桁まで行ければ~とも思っていましたが、今の自分の実力ではもう少し先は長かったです。
さて、自分は今作の剣盾から初めてガチのレート対戦という魔境に手を出し、最初のシーズン1、2あたりはマスターランクまで行くのにも約60~100戦近くかかったり、最終順位も15~16万位くらいを平然と取ってましたが、少しずつ経験や知識を積んでいき、初の最終5桁、初の最終1万位台、初の最終4桁、初の最終5000位以内・・・と段階を踏んでいく度に喜びを噛みしめていた日々がとても懐かしいです。
当時からしてみれば、こんな初心者の自分がまさか構築記事を書いているところまでランクマッチに没頭する事になるとは到底想像もつかなかったし、本気で取り組んできたからこそ結果を出せて嬉しかったシーズンもあれば、勝ちきれずにむちゃくちゃ悔しかったシーズンも何度もありました。
次回作のSVでは、剣盾では成し遂げられなかった最終2桁台、または最終レート2000を到達できるように引き続き頑張っていこうと思っています!
ポケモン剣盾、本当に最高のゲームでした!
そして今まで頑張ってきたポケモンたち全てに感謝!
ではでは次回はポケモンスカーレット・バイオレットでの構築記事でお会いしましょう!
(いつになることやら・・・)
Twitter:@gachapin_pkmn
【剣盾】シーズン28 使用構築【最終宇宙-瞬間最高1954】対面ランドバドザシアン
こんにちは、がちゃぴんです。
皆さんシーズン28お疲れ様でした。
今回はタイトルにもある通り、最終結果は本当に不甲斐ないものとなりましたが、あくまで瞬間ではあるものの自分史上では歴代最高レートの1950台を取る事が出来たので、場違いではありますが記念と自分への次期シーズンへのモチベの向上、反省も兼ねて記事に残します。
【構築経緯】
先々月の初の禁伝2体環境となったシーズン27では、オーガザシアン軸を使用しており、最終レート1900以上を目標にしてましたが、最終日にレートを溶かしまくり3000位程でフィニッシュしてしまい、泣きそうになるほど悔しい思いをしました。
シーズン27の悔しさをバネに、今期は絶対に結果を残したかったため、上位勢の方々の沢山の構築記事を参考にさせていただき、序盤から様々なレンタルを使用し、自分の使用感にあった構築探しに専念しました。
黒バドザシアン・ラグイベルザシアン・ゼルネクロ等色々試して行く中で、シーズン中盤からはほぼほぼイベルザシアン軸を固定で最終日まで貫き通す予定でしたが、3桁にはいけるものの500位くらいから上がれる気配がなかったため、最終日4日前くらいから序盤使用感の良かった黒バドザシアン軸へ構築を一新した結果勝率が跳ね上がり、最終日前日の時点で既に自身の最高レートを更新するという今まででは考えられない好調ぶりだったたので、微調整を重ねていきました。
【個体紹介】
◆ザシアン@朽ちた剣
性格 :陽気
特性 :不撓の剣
技構成:巨獣斬/じゃれつく/電光石火/剣の舞
実数値:199(252)-202(92)-136(4)-×-140(36)-202(124)
コピー後のメタモンのA+2巨獣斬を確定耐え
HD.臆病珠イベルタルのダイバーン確定耐え
S.準速ザシアン+2抜き
本構築の禁伝エース①。
環境序盤~終盤にかけて、意地HAザシアンのSチキンレースがうんざりだったため、意地ザシアンを確実に抜けるように陽気の準速+1ラインで採用。最終日は最速剣舞持ちザシアンが体感かなり増加し抜かれる事も多かったが、考え抜いた耐え調整を今更大幅に崩すのも尺だったため最終日にはSラインを1だけ伸ばした。
ザシアンを使用する上での技構成を考える上で、個人的には巨獣斬・電光石火はほぼ確定だと思っているため残り2枠が選択となるが、今期は環境に増殖しまくっていたアッキサンダーに勝てないといけなかったので、じゃれつくと剣の舞で採用した。
終盤は剣舞ザシアン増加による対策していたアッキサンダーの減少傾向や、上位勢に多かったヌケニンに打点が無い事が気になったため、剣の舞を炎の牙へ変更するか迷ったが、そもそも陽気でAをかなり削っている以上、剣舞を割くとなるとどうしても火力が乏しく見れるポケモンの範囲も狭くなるためこの技構成のまま最後まで戦い抜く形となった。
インファやワイボなど他に技が欲しくなる場面は多数あったが、汎用性の高い技構成でリーチが長く、非常に使いやすい型となっていたため、この調整は間違っていなかったと思う。
◆黒バドレックス@拘りスカーフ
性格 :臆病
特性 :人馬一体
技構成:未来予知/アストラルビット/リーフストーム/トリック
実数値:191(124)-×-110(76)-209(188)-121(4)-203(116)
調整意図:HB.意地珠エースバーンのダイジェット確定耐え
陽気珠ミミッキュの影打ち確定耐え
HD.臆病珠サンダーのダイジェット確定耐え
C.珠エスバを珠ダメ込みでアスビ2発で確定落とし
S.準速ザシアン(準速+2)抜き・準速黒バドレックス+1抜き
本構築の禁伝エース②。前回環境初期は最終8位の方の構築を元に、襷型で使用していたが、ステロを撒かれることでプランが崩れるよりは、スカーフを持たせて耐久に多めに割く事で、初手出し・後出し・ダイマ性能・スカーフトリックによる害悪ポケモンの阻止など、幅広い運用性が出来る点を評価しこの型で採用。
最終日までエスパー技の枠はサイコショックを採用していたが、非ダイマ状態ではほぼほぼアスビしか撃つ事が無い事に気付き、それならば頻繁にダイマする事も考慮し、ダイサイコの火力を伸ばせる点を評価し未来予知へ変更した。
環境にいるスカーフ黒バドレックスがほぼほぼ控え目個体だったのも追い風で、黒バドミラー合戦での同速勝負には高確率で勝っていたため、環境に適していた型だった。
メタモンとの同速勝負も自覚が高い個体(?)を使っていたおかげで勝ちまくってくれたが、最終日に同速勝ったと思って「神!」と吠えた後にまさかのスカーフではなく襷メタモンで返り討ちにされる試合がなんと2試合連続で続き、完全に天国から地獄に落とされて精神を壊された。
◆サンダー@命の珠
性格 :臆病
特性 :静電気
技構成:10万ボルト/暴風/ボルトチェンジ/羽休め
実数値:165-×-106(4)-177(252)-110-167(252)
本構築の禁伝(?)エース③。言うまでもない珠エースポケモン。前期26位のいろはさんの原案を元に採用(以下リンク参照)。
最初は原案通りの技構成、特性もプレッシャーで採用していたが、非ダイマ状態でも撃ち合いの場面が多く、ライジングボルトだとエレキフィールド下でないと火力がボルチェンと同じ70とかなり低く、ホウオウ等にも受け切れられてしまう場面が多く発生したため、ダイマ時の火力は落ちるものの、状況を選ばずに安定した火力が出せる10万ボルトへ変更した。
特性はランドロスメタで良く出される水ラオスの水流連打等を意識して静電気へ変更したが、全くと言っていいほど麻痺を引けなかったためプレッシャーのままで良かったかもしれない。
珠サンダーの技ウェポン3枠目として熱風を採用されるケースが多いが、無くて特に困る場面も少なく、敢えて採用しない事によりサンダーザシアン対面で相手がダイバーン読みでガオガエンなどに引いてくる事もあり、ダイサンダーとダイジェットだけでも十分に技は完結していると感じた。苦手なバンギラス等の特殊受けにもボルチェンによる対面操作ができ、器用な立ち回りが出来る汎用性の塊ポケモンで、非常に勝利に貢献してくれた。こいつはもう禁伝枠扱いでも誰も怒らないんじゃないかと思う程に強い。
◆ランドロス@気合の襷
性格 :陽気
特性 :威嚇
技構成:地ならし/岩石封じ/自爆/ステルスロック
実数値:165(4)-185(156)-122(92)-×-101(4)-157(252)
調整意図:HB.威嚇込み244ザシアンの巨獣斬+電光石火耐え
本構築の起点作成要員。前期数々の強者の方々が結果を残された天才型ランドロスを丸パクリ。地ならし+岩石封じのS操作技2本採用する事により、対面からでもザシアンを始めとした様々なポケモンに勝てる。基本選出する時は初手に出すため相手の初手から出てくるサンダー・イベルタルが控え目か臆病か確認することもでき、カイオーガに関してはスカーフ判定も可能なため非常に優秀だった。
当然環境にも同じ型のランドロスが増殖しており、初手の水ウーラオスやマンムーには何も出来ないため、終盤の選出は気を付けて行った。
◆カプ・レヒレ@食べ残し
性格 :図太い
特性 :ミストメイカー
技構成:渦潮/凍える風/自然の怒り/挑発
実数値:177(252)-×-179(220)-115-150-110(36)
本構築の受けループ対策要員。最終日前日までこの枠にはゴチルゼルを入れていたが、状態異常持ちポケモンが多い環境でストレスなく投げられる点や、ゴチルゼルよりも出しやすく対策出来る点を評価し変更。シーズン26で使用した個体と全く一緒だが、ムゲンダイナなどの早めの受けポケモンにも上から挑発を撃ちたかったため、ムーンフォースの枠をS操作が出来る凍える風に変更した。
考えた時は神のアイデアだと思ったが、ポケモンあるあるで対策した瞬間マッチングしなくなったため、構築の変更点は間違いなくここだった。
◆トリトドン@オボンの実
性格 :生意気
特性 :呼び水
技構成:熱湯/地震/欠伸/自己再生
実数値:218(252)-104(4)-101(100)-113(4)-133(148)-53
調整意図:HB.意地特化ザシアンのじゃれつく確定耐え
陽気鉢巻悪ウーラオスの暗黒強打確定耐え
HD.控え目特化珠カイオーガのダイアイスをオボン込みで2耐え
本構築のカイオーガ対策要員。こいつ以外のカイオーガの対策方法が分からないため、前期は様々な構築を試す中でも一度も変更していない唯一の枠。終盤にはトドン対策として零度持ちカイオーガが爆増するという地獄のような環境だったが、零度も含めて安定して対策出来る枠は何も思いつかなかったため、このまま続投した。カイオーガ軸を使用する人は間違いなく何かしらのトドン対策を練っていたが、それを含めても安定した強さを誇っていた。皆が使っているポケモンなので特に多く語ることも無し。
【結果】
使用TN :がちゃぴん【最終1750位 最終レート1762(瞬間最高レート1954)】
対戦回数:311戦169勝142敗
【最後に】
今期は序盤から環境考察に励み、構築もかなり考えた結果、4/1の0時頃までは170位付近をキープ出来ており、今まで最高でもレート1900ちょいしか取ったこと無かった自分からしたら考えられない成果だったため、このまま保存しておけば最終的にも自信初の100位台フィニッシュを達成できていたかとは思いますが、「せっかくまだ上を目指せるチャンスがあるのなら、ここで満足せずに最終目標のレート2000を目指しておこう」と戦い続けた結果、最終盤の環境の変化についていけず、今までの良かった流れも完全に断ち切れてしまい、怒涛の10連敗を喫して完全に心が折れてしまいました。
今のところ2期連続で最終日に大幅に順位を溶かすシーズンが続いており、このゲーム向いてないなーと思うこともしばしばありますが、瞬間とはいえレート2000が届きそうな場所まで行けた実績は事実なので、プラスに捉えて今期こそは自分の納得できる結果を出したいと思います。
ここまで読んでくれた方がいましたら本当にありがとうございます。
最終結果が伴っていないため、今回はレンタルは貼りませんが、万が一使いたいという方がいましたらTwitterのDMやリプ等で言っていただければすぐ出します!笑
Twitter:@gachapin_pkmn
【剣盾】シーズン26 使用構築【最終297位-1908】閃光のイベルウツロランド
お久しぶりです、がちゃぴんと申します。
今期は長かった竜王戦環境も最後という事で、シーズン序盤から積極的に潜り続け、久しぶりに自己ベストを更新する事が出来たので記事に残します。
【構築経緯】
先月から今期中盤まではずっとザシアン軸を使用していましたが、中盤増加していた日食ネクロズマ軸への攻略法が全く見い出せず、安定して勝率を保つ事が出来ず行き詰っていたため、日食ネクロズマを始めとする多くの禁伝枠と五分以上に張り合える点を評価し、新たな禁伝枠としてイベルタル軸を使用する事に決定しました。
前期結果を残した方々のイベルタル軸の構築記事を参考にさせて頂き、一番自分的にしっくり来たのが、前期最終63位のちべんさんの構築でした。※下記参照
上記の構築をベースにし、自分なりに微調整して使用させて頂きました。
【構築のコンセプト】
・初手ウツロイドで起点作成し、裏のエースで一気に詰める。
【個体紹介】
◆イベルタル @命の珠
性格 :臆病
特性 :ダークオーラ
技構成:悪の波動/デスウイング/熱風/挑発
実数値:201-×-115-183(252)-119(4)-166(252)
本構築のエース。物理型との選択になるが、ダイアークでのDダウンの恩恵と、イベルタルの天敵であるザシアンへの最大打点となる珠ダイバーンが魅力的なため、特殊型で採用。挑発の枠は不意打ち、羽休めとの選択になるが、ダイウォールの種となりつつ、面倒な欠伸展開や、ジガルデ軸や害悪型ミミッキュ等の不意な妨害を阻止出来たりと、幅広い運用が出来る点を評価してこの技構成で落ち着いた。
努力値配分はCSブッパだが、そもそもの耐久値が優秀すぎるお陰で、ダイマックス時の火力と硬さの安心感が半端じゃない。メタモンにコピられても打ち合いで負けないし最強。ラッキーやバンギラスに無限に隙を見せる点が難点なため、相手が物理型と勘違いして選出して来ない事を祈るしかない(バンギはほぼ出された)。
◆ウツロイド @気合の襷
性格 :臆病
特性 :ビーストブースト
技構成:パワージェム/草結び/電磁波/ステルスロック
実数値:185(4)-×-77(76)-169(172)-152(4)-170(252)
本構築の起点作成要員。ちべんさんの構築ではCSブッパで使用されていたため、自分も最初は同じ努力値配分で使用していたが、実際に使用していくにあたり、Sを上昇調整した方が裏から出てくるエースバーンなどの早めのポケモンにも、死に際に電磁波を打てるようになり、個人的には汎用性が広がり使用感が良かったためこの調整で落ち着いた。
本構築がウツロイドでステロ電磁波を撒いた後に、イベルタルで先にダイマックス展開して詰める流れとなるため、ほぼ全ての試合に初手から選出していた。
今期は厚底ブーツ持ちのポケモンもほぼほぼおらず、環境的にもステロが非常に刺さっており、襷枠ではあるがダイマックスをしても珠すいすいガマゲロゲへダイソウゲンを打ったり、後発に出てくる珠サンダーのへも打ち合いで勝てたりと、幅広い活躍が出来た非常に優秀なポケモンだった。電磁波も割と当ててくれた方だったし良しとする。
◆ランドロス @突撃チョッキ
性格 :陽気
特性 :威嚇
技構成:地震/空を飛ぶ/岩雪崩/馬鹿力
実数値:165(4)-197(252)-110-×-100-157(252)
電気の一貫を切るための地面枠。ちべんさんの構築では岩石封じ、瓦割りが採用されていたが、初手のウツロイドで電磁波を撒き散らす構築でもあるため、マヒるみの害悪戦法が狙えて且つダイロックの火力の底上げにもなる点を考慮し、岩雪崩へ変更。瓦割りは単純に打つ機会がほぼほぼ無かったため、火力底上げのため馬鹿力へ変更した。
イベルを通すのが厳しそうな構築には、第2のダイマックスエースとしても幅広い活躍をしてくれた。単純に威嚇でのサイクルが優秀な点や、珠サンダーへの打ち合いにも勝って行ける耐久と火力を持ち合わせており、誇張抜きで出せない構築がほぼほぼ存在しなかったため、本構築で1番選出したポケモンだったかもしれない。
◆カプ・レヒレ @食べ残し
性格 :図太い
特性 :ミストメイカー
技構成:渦潮/ムーンフォース/自然の怒り/挑発
実数値:177(252)-×-179(220)-115-150-110(36)
受けループ対策要員。調整は前期1位のくろこさんの調整を丸パクリしています。※下記参照
技構成や努力値配分も変更せずにそのまま使用していたため、特に言うことはないが、終盤は受けループとあまりマッチングしなかったため、別の調整を試みても良かったかもしれない。構築上苦手なラッキーにストレスなく出せるため、この1匹によって掴んだ勝利は多かった。
◆ナットレイ @ヨプの実
性格 :呑気
特性 :鉄の棘
技構成:ジャイロボール/ボディプレス/宿木の種/鉄壁
実数値:181(252)-114-201(252)-×-137(4)-22 ※最遅個体
本構築の物理受け要員。鉄壁を採用する事によって日食ネクロズマ、ジガルデ、ゼクロム等の禁伝枠への詰ませ性能が優秀。また、今期マッチングしたイベルタルはどちらかというと物理型の方が多く見られた傾向にあったため、ランドロスの威嚇と合わせて対面で処理出来る事もあった。持ち物はメジャーである食べ残しをレヒレが使用しているため、ザシアンやウーラオスのインファイトを強引に耐えつつ返り討ちに出来る点を評価し、ヨプの実で採用。実際に活きる場面はかなり多かったが、最終日はインファ急所で3回程沈められたり、マッチングするパッチラゴンには先に鉄壁を積んでいたにも関わらず、2戦連続で急所で落とされて勝ち確プランが崩れたりと、完全に急所大公開芸人と化しており発狂させられることもしばしばあった。
◆ヒヒダルマ(ガラルの姿) @拘りスカーフ
性格 :陽気
特性 :五里霧中
実数値:181(4)-191(252)-75-×-75-161(252)
本構築のスイーパー枠。最終日前日まではスカーフメタモンを使用していたが、構築上初手にランドロスが出されやすかったため、圧をかけられるようにヒヒダルマへ変更。
実際に選出する事も少なくなかったが、大事な場面でことごとく技を外し続けられたため、最終盤は完全に信用がなくなり置物状態と化していた。戦犯をかます事が多かったが、採用したことによって明らかに初手にランドロスを出される事が減り、結果的にはウツロイドの通りを良くするための影の立役者的な存在として役立ってくれた。はず。そう信じたい。
【結果】
使用TN :がちゃぴん【最終297位 最終レート1908】
対戦回数:408回 224勝 184敗
【最後に】
長かった竜王戦環境でしたが、最後に自分の中では初となる最終200位代を更新でき、二度目のレート1900の大台にも乗る事が出来て良かったです。
次の目標は二桁順位やレート2000と言いたいところですが、自分で対戦すればするほどレート2000という大台がどれほど遠いかを実感しており、自分の実力ではまだ先なのかなと思っています。
着実に成長はしてきているので、今日から新たに始まる長い長い7か月の禁伝2体シーズンも引き続き結果を残せて行けるように頑張りたいと思います。
もう竜王戦環境は終わったので、需要はないですが念のため今回の構築のレンタルも貼っておきます。
ではではここまで読んで頂きありがとうございました!
とりあえず買ってからずっと放置しているアルセウスをかじりながら、新シーズンものんびりと取り組んでいこうかと思います(-ω-)/
Twitter:@gachapin_pkmn
【剣盾】シーズン17 使用構築【最終356位-1903】脳筋雨サイクルPart3?◆オーガゴリラサンダー◆
こんにちは、がちゃぴんです。
3か月の長かった竜王戦環境、シーズン15~17まで皆さんお疲れ様でした。
今期もまた自己ベストと共に自身の目標にしていたレート1900を越える事が出来たので、記念として記事に残そうと思います。
・・・と思ったのですが今期も前期と全く同じ構築を使用して潜っていたので正直書くことがありません()
技構成や努力値など前回から微塵も変わっていないので、詳しい個体紹介等については前回の構築記事を見て頂けると分かりやすいと思います。
シーズン16 構築記事:シーズン16 使用構築【最終890位-1880】脳筋雨サイクルPart2◆オーガゴリラサンダー◆ - gachapin_pkmn’s diary (hatenablog.com)
じゃあ構築変わってないのに何でまた記事書いてんだよって言われると反論が出来なくなるので一応こっちにも簡潔にまとめようと思います←
【構築経緯】
今期はずっと使用していたカイオーガ軸を一旦取り止めて、使ってみたかった耐久振りスカーフ黒バドレックス軸で序盤から終盤まで潜っていました。
しかし終盤にかけてもずっと1500位~3000位あたりを低迷するばかりで、色々試すもなかなか手応えのある構築に辿り着くことが出来なかったため、悩みに悩んだ挙句最終盤で泣く泣く黒バドを捨てて、前期使用していたカイオーガ軸の構築に戻しました。
ほぼ最終日前日くらいに急遽構築を戻したため、ここから更に構築を煮詰める時間も無いと判断し、前回から技や努力値も一切変えずひたすらに潜り続けた結果それなりの勝率を保つ事が出来ました。やっぱりカイオーガが強靭!無敵!最強!って事ですね←
約1か月振りの使用でしたが、やはり使い慣れてる構築が一番しっくりくるなーとしみじみ感じました。
※前回構築記事も投稿している事から自分の型がバレてないか多少不安はありましたが、知名度が低すぎるおかげでそのような心配は一切無かったです(-"-)
【個体紹介】
・カイオーガ(拘りスカーフ)
・性格:控え目
・特性:雨降らし
・技構成:潮吹き/波乗り/冷凍ビーム/雷
・実数値:175-×-110-222(252)-161(4)-142(252)
・選出率:同率3位
前期、前々期同様本構築のエース。今期はあまり選出していない印象。3か月の苦難を共にした最早相棒枠の禁伝ポケモン。沢山のポケモンをタイプ相性もガン無視で吹き飛ばしてくれた問答無用の最強ポケモン。今期はメインで戦っていた3〜4桁帯だと黒バドが本当に多かったため、臆病に変更しようか迷ったが、BPが枯渇していたので妥協でこのまま継続した。結果的に言えばスカーフ黒バドがかなり多かったため、どのみち抜けないならこのまま火力重視の控えめで正解だったのかもしれない。2ヶ月前の竜王戦環境序盤にカイオーガ軸に辿り着くことが出来て本当に良かった、ありがとう!
・ゴリランダー(拘り鉢巻)
・性格:意地っ張り
・特性:グラスメイカー
・技構成:グラススライダー/はたき落とす/蜻蛉返り/馬鹿力
・実数値:177(12)-194(252)-111(4)-×-113(180)-113(60)
・選出率:同率3位
・引用元:シーズン15【22位】Uruさんから(https://uru-poke.hatenablog.com/entry/2021/03/05/210048)
最強の馬火力スイーパー。鉢巻グラスラ、馬鹿力、蜻蛉返りが強すぎてもうこいつは構築から外せない病気になっていた。環境トップのサンダーに鬼ほど隙を見せるが、それ以外のほぼ全てのポケモンは力で薙ぎ払ってくれた。マジでストレスの少ない神ポケモン、ありがとう!
・サンダー(ゴツゴツメット)
・性格:図太い
・特性:静電気
・技構成:ボルトチェンジ/暴風/電磁波/羽休め
・実数値:197(252)-×-150(252)-145-111(4)-120
・選出率:1位
最早こいつは2匹目の禁伝枠。語る事無しのHBゴツメ型。ゴツメ静電気がどう考えてもチート。最終日当たったザシアンはほぼ1発で麻痺らせてくれたため、こいつのおかげでレート1900行けたといっても過言じゃない。お前がNo.1だ、ありがとう!
・ドラパルト(命の珠)
・性格:意地っ張り
・特性:すり抜け
・技構成:ドラゴンアロー/大文字/身代わり/龍の舞
・実数値:193(236)-172(132)-96(4)-×-96(4)-179(132)
・選出率:6位
前回同様初見受けループ殺し君。今期は正直受けループがかなり減った印象だったため、構築の改善点があるとすればこの枠だったが、いざ受けループ構築とマッチングした際にこいつがいないと最早勝つ手段が見出せないのと、楽に勝てる試合を落とさないようにするために継続で採用した。メタがピンポイントすぎるが故に出せる試合は少ないが、出番が来たら確実に仕事をこなしてくれる最強のピンチヒッター。剣盾新規ポケで一番好き、ありがとう!
・ドリュウズ(突撃チョッキ)
・性格:意地っ張り
・特性:砂かき
・実数値:191(44)-198(196)-93(100)-×-86(4)-129(164)
・選出率:2位
・引用元:シーズン15【2位】サックーさんから(https://sakku-poke.hatenablog.com/entry/2021/03/01/193850)
隙の無いエリート地面ポケモン。サンダー入り構築には必ず選出していたため、ほぼ全ての試合に出していた。黒バドレックスの増加から瓦割りをシャドークローへ変更するか迷ったが、ほぼ確実に選出されるナットレイへの交代際の抜群打点としての有用性を考えるとナックルは欲しかったため外せなかった。マジで強すぎて何回か惚れた、ありがとう!
・悪ウーラオス(気合の襷)
・性格:意地っ張り
・特性:不可視の拳
・技構成:インファイト/暗黒強打/不意打ち/挑発
・実数値:175-200(252)-121(4)-×-80-149(252)
・選出率:5位
結局強いスイーパー枠。環境2位の使用率は伊達じゃない。相変わらず不意打ち択は下手すぎて黒バド対面毎回負けていたが、今回はサンダーの静電気麻痺も少なく、挑発が活きた場面も前期に比べると多くめちゃくちゃ強かった。無難に強いので今更語ることも特に無し!ありがとう!
【結果】
TN:がちゃぴん 最終356位 レート1903
【最後に】
賛否両論あった竜王戦環境の3か月間でしたが、僕個人としてはシーズン毎に成績も向上し、かなり成長を遂げる事ができたため、思い出深く非常に楽しいシーズンになりました。
参考までに過去3シーズンの戦歴
・S:15 1674位(1818)
・S:16 890位 (1880)
・S:17 356位 (1903)
今まで最高でもレート1700前後しか行ったことが無かった自分からすると、この竜王戦環境はかなり相性が良かったのかもしれません笑
竜王戦環境だけで終わらないように、次からの久々の冠環境も引き続き好成績を残せるよう頑張っていこうと思います。
ほぼ個人的な日記感覚で構築記事としてはとても内容が薄くなってしまいましたが、ここまで読んで頂いた方がいましたらありがとうございました!w
Twitter:@gachapin_pkmn
【剣盾】シーズン16 使用構築【最終890位-1880】脳筋雨サイクルPart2◆オーガゴリラサンダー◆
こんにちは、初めましての方は初めまして、がちゃぴんと申します。
新年度の幕開けと共にシーズン16皆さんお疲れ様でした。
今期はずっっっっと念願だった最終3桁をようやく取ることが出来たので記念に記事にまとめてみようと思います。
【構築経緯】
①前期同様に上から圧倒的な火力でほぼ全てのポケモンを粉砕できるスカーフカイオーガを軸に組み始めました。
②前期に比べるとカイオーガ構築がかなり増えた印象を受け、スカーフヒヒダルマの再流行にも伴い、先発に出てきた上記2匹を上から粉砕でき、構築に居るだけで圧にもなれる蜻蛉返り持ちのハチマキゴリランダーを採用。
③結局サンダー最強環境のため必須の地面枠、そして前期かなり苦しめられた対ゼルネアス構築にもかなり強く出られる点を評価し、チョッキドリュウズを採用。
④今期は悪ウーラオスが本当に多く、上記の3匹では誰も止められないため、物理受けとして必然的に流行していたHBゴツメサンダーを採用。
⑤前期に∞回負けていたラッキー入りの王道受けループの対策が必須だったため、最初はシーズン14でくろこさんが使用していた残飯身代わりギルガルドを自分なりに努力値等アレンジして使用していたが、択が難しく玄人向けすぎたため、自分には到底使いこなせそうにないと判断し、以前から愛用していた身代わりドラパルトを環境向けに調整し採用。ちなみにアイテムは残飯ではなく、最低限の火力保障として余っていた命の珠で採用した。
⑥ラスト1枠は何を入れてもしっくりくるポケモンがいなかったため、残飯HDナットレイや珠エースバーンなど色々試した結果、黒バドレックスに数えきれないほど負けていたことを攻略して結局襷悪ウーラオスに戻して構築が完成した。
前期の構築と似たような構成ではあるが、全く同じ型で使用したポケモンは今期1匹もおらず全てどこかしらを変更している。
【個体紹介】
・カイオーガ(拘りスカーフ)
・性格:控え目
・特性:雨降らし
・技構成:潮吹き/波乗り/冷凍ビーム/雷
・実数値:175-×-110-222(252)-161(4)-142(252)
・選出率:1位
今期もスカーフとして採用、本構築の要である。前期の影響で臆病潮吹き耐え調整まで降ったHDザシアンがとにかく流行っており、環境から最速の個体がほぼ消えたと感じたため、最速にする意味が薄くなったと判断し今期は控え目の火力重視へ変更。実際に控え目が生きる場面はかなり多く、耐え調整していると慢心し電光石火も撃たずに初手から突っ張ってくるザシアンが非常に多く、前期同様に今期もたくさんの犬を洗い流してくれて画面の前で1人ニチャニチャしていた。
控えめに変更した事によるデメリットと言えば、体感では黒バドレックスを抜けなくなった事くらいしかなかったため使い辛さ等は無かった。技構成については、根源の波動の命中不安を嫌い今期は安定択である波乗りへ変更。熱湯の方が火傷によるワンチャンを狙えるため有りかもしれないが、少しでも火力を重視したかったため波乗りを選んだ。今期はカイオーガ以外の禁伝を使ってみようと考えもしたが、最早カイオーガしか使えない身体になってしまったため恐らく来期も何かしらのカイオーガ軸を使ってると思う。初の3桁へ導いてくれた神ポケモン。本当にありがとう。
・ゴリランダー(拘り鉢巻)
・性格:意地っ張り
・特性:グラスメイカー
・技構成:グラススライダー/はたき落とす/蜻蛉返り/馬鹿力
・実数値:177(12)-194(252)-111(4)-×-113(180)-113(60)
・選出率:4位
・引用元:シーズン15【22位】Uruさんから(https://uru-poke.hatenablog.com/entry/2021/03/05/210048)
前期は草枠として残飯ナットレイを使用していたが、強力な先制技持ちと後述するサンダーと組み合わせてのトンボルチェンでの対面操作が可能な点を評価し採用。上位の構築経緯に書いたことがほとんどだが、カイオーガ・ヒヒダルマなどの代表的なスカーフ持ちポケモンを確1で倒せるため、上記の2匹が入ってる構築には先発で出す事が多かった。また、今期のナットレイはカイオーガメタとして体感だが9割HDベースしかいなかったため、鉢巻馬鹿力で∞回葬ってきたが、その分接触技しかないため静電気サンダーに圧倒的に不利を取る事も多かった。そこを考慮しても問答無用の8世代最強の草ポケモン。ありがとう。
・サンダー(ゴツゴツメット)
・性格:図太い
・特性:静電気
・技構成:ボルトチェンジ/暴風/電磁波/羽休め
・実数値:197(252)-×-150(252)-145-111(4)-120
・選出率:同率2位
最強の物理受け・運ゲ製造機ポケモン。前期愛用していたタラプサンダーで今期も行くつもりだったが、あまりにも悪ウーラオスが多く、安定して受けだせるポケモンが思いつかなかったため敢え無く流行りに乗って型を変更。ラオスの襷潰しや、潮吹き耐え調整しているザシアンのちょい削り+ワンチャン麻痺などとにかく痒いところに手が届く本構築の大黒柱。相手の同じ型のサンダーにも同様に苦しめられたが、自分も使用している以上静電気麻痺には目を瞑った(本当は麻痺引くたびにキレていたなんて言えない)。剣盾環境最強ポケモン、ありがとう。
・ドラパルト(命の珠)
・性格:意地っ張り
・特性:すり抜け
・技構成:ドラゴンアロー/大文字/身代わり/龍の舞
・実数値:193(236)-172(132)-96(4)-×-96(4)-179(132)
・選出率:5位
本構築の影のMVP、称号をつけるとしたら『受けループキラーEL』。前期に相当苦しめられたダイナラキムドーを初めとする純正受けループを1匹で完全崩壊させる神ポケモン。今期序盤は残飯身代わりギルガルドを使って誤魔化していたが、使用難易度が高すぎて択を外しまくり、PSの足りない自分では全く強みを生かせなかったため悩んでいたところ、終盤に突如頭に振ってきたのがこのドラパルトだった。基本受けループとマッチングした場合、自分の構築だとほぼ100%と言っていいほどダイナラキムドーの選出しかされない事に気づき、上記の残飯ガルドを参考に身代わり珠両刀型で採用した。自分の選出は決まってドリュウズ・ドラパルト・サンダーの3匹。
初手にほぼ確実にムゲンダイナが投げられるため、こちらは基本ドリュウズを先発し、後投げされたエアームドに対してこちらはサンダーへ交換し一旦様子見。相手は特殊受けであるラッキーに基本交換してくるため、そこにボルチェンを合わせこのドラパルトを着地させる。ラッキーに後投げする事で物理型だという認識を相手に匂わせることで、大体エアームドに再度引いてくるためそこで安全に身代わりを置くことが出来る(突っ張ってきたとしても基本ラッキー側にこちらへの有効打が無いケースがほとんどのため、どちらにしろ身代わりでOK)。そこで龍舞を見せる事で、相手は悠長に鉄壁を積んでくるため、油断したところに刺さる珠大文字。C無振りとは言え瀕死までは確実に持っていけるため、基本そこで勝負あり。ラッキーやダイナに引いても+1〜2珠ドラゴンアローを受けきれる筈もなく、相手が両刀と気づいた時には既に勝負が決まっている。
今期だけで上記の全く同じムーブを10回程行ったがほぼ全て勝てたため、我ながらこの閃きは本当に大きかった。受けループの対処に困っている人は是非使ってみてほしい。型が知れ渡っていないため、役割対象がピンポイントではあるものの、出した試合はほぼ勝ちに貢献してくれて本当に強かった。もっと早く思いつきたかった、ありがとう。
・ドリュウズ(突撃チョッキ)
・性格:意地っ張り
・特性:砂かき
・実数値:191(44)-198(196)-93(100)-×-86(4)-129(164)
・選出率:同率2位
・引用元:シーズン15【2位】サックーさんから(https://sakku-poke.hatenablog.com/entry/2021/03/01/193850)
今期の地面枠。前期はガブリアスを使っていたが、ゼルネアス構築が毎回キツかったため悩んでいたところ、尊敬して止まないサックーさんのチョッキドリュウズを見つけた瞬間に心が躍った。前期のガブリアスと同様に瓦割りが非常に偉く、前期に比べると減った印象ではあったが一定数いた壁ゼルネ構築や、ラプザシアンの並びにも非常に強く出る事出来た。ダイナックルがある事によって、ダイロック読みで引いてきたナットレイにも大きく負荷を掛ける事が出来る最強ポケモンだった。今期で一番ダイマしたのは間違いなくこいつ。全てにおいて無駄がない完璧なポケモン。最終日までにこいつだけ菱形色違いを用意出来なかった事だけが唯一の反省点。本当にありがとう。
・悪ウーラオス(気合の襷)
・性格:意地っ張り
・特性:不可視の拳
・技構成:インファイト/暗黒強打/不意打ち/挑発
・実数値:175-200(252)-121(4)-×-80-149(252)
・選出率:6位
とりあえず入れとけ枠。前期からの変更点は冷凍パンチ⇒挑発にしただけ。最初は静電気サンダー対策に非接触技のストーンエッジに変更したり色々試したが、イマイチしっくりこなかったので、万が一ダイマした時にダイウォールの媒体にもなれる挑発で採用した。なんだかんだで出すと強いが、自分が不意打ち択下手すぎて正直今期は全く強みを生かせなかった。有利であるはずの黒バドレックスにも何度も葬られて反省しかない。自分の力量が原因であまり活躍させてあげられなかった悲しきポケモン。だがお前は並びにいるだけで意味がある。もっと精進します、ありがとう。
【結果】
TN:がちゃぴん 最終890位 レート1880
※瞬間最高レート1893
【最後に】
今回は長い間目標にしていた最終3桁を取ることが出来て本当に嬉しいです。
前期に比べると参加人数が減っており、運もあったとは思いますが無事に残ることが出来て感無量です。
また、今期は有名な方々ともたくさん対戦する事が出来て本当に楽しかったし勉強にもなりました。
確実に自分にとっては大きなシーズンとなったので、今日からの竜王戦環境最後の目標は最終レート1900以上を目安に頑張っていこうと思います。
最後になりますが、一応レンタルパーティーを公開しておきますので、使い方がいるかは分かりませんが参考になれば幸いです笑
今期は今まで以上に力を入れたこともあり尋常じゃない文章量になってしまいましたが、ここまで読んで頂き本当にありがとうございました!
最後に、カイオーガ・ゴリランダー・サンダー・ドラパルト・ドリュウズ・ウーラオスの6匹、その他色々試したポケモンたち、今期も頑張ってくれてありがとう!
Twitter:@gachapin_pkmn
【剣盾】シーズン15 使用構築【最終1674位-1818】脳筋雨サイクル◆オーガナットサンダー◆
はじめまして、がちゃぴんと申します。
そしてシーズン15お疲れ様でした。
今期はリア友3人で最終順位を競うという事で、シーズン序盤から積極的に潜り続けてました。
僭越ですが今回初めて最終レート1800を越える事が出来たので構築記事を書かせて頂きました。
※周りの構築記事書いてる方々に比べたらなんでこんな順位低いやつが記事書いてんだって思われそうですが、『友達に見せる用』『初の最終レート1800越えという自己満による日記感覚』と暖かい目で閲覧頂けるとありがたいです笑
前置きが長くなりましたが本題の構築紹介に入ります。
【経緯】
環境トップの禁伝枠であるザシアンを上から一方的に粉砕出来る点に惹かれ スカーフカイオーガ を軸に構築を組み始めました。
基本的にカイオーガを置いていると、まずスカーフを1番に警戒され初手にサンダーを選出されやすいため、サンダーに対して後出しから受けが成立する タラプサンダー を採用。
※多分この構築のMVPはこいつだと思ってる
後は雨パとして相性補完が取りやすい物理受け枠として残飯ナットレイ、電気の一貫を切るために地面枠が欲しかったので、打ち合い性能が高いチョッキガブリアス、とりあえず困ったら入れとけば強いタスキ悪ウーラオス・珠ミミッキュを入れて完成。
※今期死ぬほどカイオーガ入りの構築と対戦しましたが、カイオーガ・サンダー・ナットレイ・地面枠・悪ウーラオス・ミミッキュという並びが本当に多かったので、何となく組んだ構築でしたが割と雨パにおける結論パだったのかもしれない()
【個体紹介】
・性格:おくびょう(S↑A↓)
・特性:あめふらし
・技構成:しおふき/こんげんのはどう/れいとうビーム/かみなり
・実数値:175-×-110-202(252)-161(4)-156(252)
・調整意図:最速ザシアンを抜くために最速必須
環境序盤はほぼほぼスカーフの個体しかおらず読まれやすかったが、中盤あたりに珠やチョッキ、残飯型など様々な開拓が進んだおかげで一周回って終盤はスカーフを考慮する人が減って刺さってた印象。対策してないパーティは潮吹き3発で終わる試合もあるほどのぶっ壊れ火力でした。本構築の要として頑張ってくれてありがとう。
・選出率:3位
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・ナットレイ(たべのこし)
・性格:のんき(B↑S↓)
・特性:てつのトゲ
・技構成:パワーウィップ/ジャイロボール/ボディプレス/やどりぎのタネ
・実数値:181(252)-114-201(252)-×-137(4)-22 ※S0個体
・調整意図:HBブッパ・物理受け
本来は鉄壁ボディプレ型で使用していたが、ヌオー・トリトドン・ガマゲロゲなどの水地面枠が一定数いるため、構築に草技持ちが1体以上は必須と感じ鉄壁⇒ウィップへ変更。終盤につれ増加したカイオーガにも打点を持てるためダイマして打ち合い性能も上がり変更は正解だった。最終日にはアッキサンダーとナットレイの一騎打ちを暴風混乱1回も引かずにTODで制した時は夜中なのに叫んだ。最高の陰キャポケモンよ、ありがとう。
・選出率:2位
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・サンダー(タラプのみ)
・性格:おだやか(D↑A↓)
・特性:プレッシャー
・技構成:ほうでん/ぼうふう/みがわり/はねやすめ
・実数値:197(252)-×-106(4)-146(4)-146(180)-68(129)
・調整意図:HDベース・特殊受け
本構築の特殊受け枠。サンダーに後出しから勝てるサンダー。カイオーガ対面初手ダイマしてきたサンダーに対してこいつを後出しする事でダイマターンを完全に枯らすムーブが強すぎた。身代わりがあることによって環境に繁殖しまくったラプザシアンの並びもこいつ一人で壁ターンを枯らし有利展開に持っていけた。ほぼ100%と言っていいほど選出した間違いなく今期のMVPポケモン。最強。ポケモンGOで色違い粘った甲斐があったよ・・・ありがとう。
・選出率:1位
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・性格:ようき(S↑C↓)
・特性:さめはだ
・実数値:183-182(252)-116(4)-×-105-169(252)
・調整意図:ASブッパ
シーズン中旬までは襷で使用していたが、一緒に採用していた悪ウーラオスを鉢巻⇒襷へ変更したため、前シーズン1位のくろこさんが使用していたチョッキを持たせて採用しました。(参照:【SWSH】シーズン14使用構築 Finalizeサンダーラオス【最終2153-1位】 - Red Wonderland (hatenablog.com))
今期はラプザシアンを始めとした壁展開構築が一定数目立ったため、ダイナックルの媒体にもなれる瓦割りの存在は大きかった。スケイルショットの命中率が体感70%くらいしかなかった事以外は上出来。暴れてくれてありがとう。
・選出率:5位
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・性格:いじっぱり(A↑C↓)
・特性:ふかしのこぶし
・技構成:インファイト/あんこくきょうだ/ふいうち/れいとうパンチ
・実数値:175-200(252)-121(4)-×-80-149(252)
・調整意図:ASブッパ
シーズン中盤までは受けループをブチ壊すため鉢巻で採用していたが、初手や詰めとしての出しやすさや行動保障を考慮して鉢巻⇒タスキへ変更。構築上カイオーガを意識したポケモンが初手に来やすいため、相手に負荷を掛けやすく必ず何かしらの仕事をこなしてくれる。ダイマした時にキョダイマックスのスープを飲ませてない事が最終日に判明して焦ったが対戦に大きな支障はなかったので見なかった事にした。ありがとう。
・選出率:4位
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・ミミッキュ(いのちのたま)
・性格:ようき(S↑C↓)
・特性:ばけのかわ
・技構成:ゴーストダイブ/じゃれつく/かげうち/つるぎのまい
・実数値:130-142(252)-101(4)-×-125-162(252)
・調整意図:ASブッパ
何の変哲もない珠ミミッキュ。ダイナックルの一貫を切るためのゴースト枠として採用。終盤のガマゲロゲの急増からウッドハンマーを採用するかも悩んだが外せる技が無かった。BWの禁伝たちが揃いも揃って型破りばかりのため出しにくさは否めなかった。ほぼほぼ選出していなかったため改善の余地があるとしたらここかもしれない。化けの皮あってなんやかんや出来てありがとう。
・選出率・6位
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【結果】
TN:がちゃぴん 最終1674位 レート1818
シーズン序盤は人生初となる瞬間2桁(最高43位)まで行くことも出来ましたが無事沈没しました笑
毎回3桁や2桁を当たり前のように取っている上位勢の方々は本当に尊敬します。
【最後に】
需要があるかどうかは分かりませんが一応レンタルパーティも貼っておきます。
今回は勝負事ということもあって初めて最終日にオールでぶっ続けで潜り続けました。
序盤の勢いが良かったこともあり、その反動として中盤以降全く勝てなくなってしまい何度も心が折れそうになりましたが結果としては今までで一番いい成績を取れて良かったです。
この順位で満足せずに、次回こそは第一目標である最終3桁順位で終われるようにこれからも日々精進して行こうと思います。
これからたくさんの上位勢の方の構築記事が出てくると思うので、来期はカイオーガ以外の構築も色々試してみたいですね。
こんな拙い構築記事を最後まで読んで頂き本当にありがとうございましたm(__)m
そして頑張るきっかけを作ってくれたリア友2人、そしてカイオーガ・サンダー・ナットレイ・ガブリアス・ウーラオス・ミミッキュの6匹、頑張ってくれてありがとう!
Twitter:@gachapin_pkmn