【剣盾】シーズン16 使用構築【最終890位-1880】脳筋雨サイクルPart2◆オーガゴリラサンダー◆
こんにちは、初めましての方は初めまして、がちゃぴんと申します。
新年度の幕開けと共にシーズン16皆さんお疲れ様でした。
今期はずっっっっと念願だった最終3桁をようやく取ることが出来たので記念に記事にまとめてみようと思います。
【構築経緯】
①前期同様に上から圧倒的な火力でほぼ全てのポケモンを粉砕できるスカーフカイオーガを軸に組み始めました。
②前期に比べるとカイオーガ構築がかなり増えた印象を受け、スカーフヒヒダルマの再流行にも伴い、先発に出てきた上記2匹を上から粉砕でき、構築に居るだけで圧にもなれる蜻蛉返り持ちのハチマキゴリランダーを採用。
③結局サンダー最強環境のため必須の地面枠、そして前期かなり苦しめられた対ゼルネアス構築にもかなり強く出られる点を評価し、チョッキドリュウズを採用。
④今期は悪ウーラオスが本当に多く、上記の3匹では誰も止められないため、物理受けとして必然的に流行していたHBゴツメサンダーを採用。
⑤前期に∞回負けていたラッキー入りの王道受けループの対策が必須だったため、最初はシーズン14でくろこさんが使用していた残飯身代わりギルガルドを自分なりに努力値等アレンジして使用していたが、択が難しく玄人向けすぎたため、自分には到底使いこなせそうにないと判断し、以前から愛用していた身代わりドラパルトを環境向けに調整し採用。ちなみにアイテムは残飯ではなく、最低限の火力保障として余っていた命の珠で採用した。
⑥ラスト1枠は何を入れてもしっくりくるポケモンがいなかったため、残飯HDナットレイや珠エースバーンなど色々試した結果、黒バドレックスに数えきれないほど負けていたことを攻略して結局襷悪ウーラオスに戻して構築が完成した。
前期の構築と似たような構成ではあるが、全く同じ型で使用したポケモンは今期1匹もおらず全てどこかしらを変更している。
【個体紹介】
・カイオーガ(拘りスカーフ)
・性格:控え目
・特性:雨降らし
・技構成:潮吹き/波乗り/冷凍ビーム/雷
・実数値:175-×-110-222(252)-161(4)-142(252)
・選出率:1位
今期もスカーフとして採用、本構築の要である。前期の影響で臆病潮吹き耐え調整まで降ったHDザシアンがとにかく流行っており、環境から最速の個体がほぼ消えたと感じたため、最速にする意味が薄くなったと判断し今期は控え目の火力重視へ変更。実際に控え目が生きる場面はかなり多く、耐え調整していると慢心し電光石火も撃たずに初手から突っ張ってくるザシアンが非常に多く、前期同様に今期もたくさんの犬を洗い流してくれて画面の前で1人ニチャニチャしていた。
控えめに変更した事によるデメリットと言えば、体感では黒バドレックスを抜けなくなった事くらいしかなかったため使い辛さ等は無かった。技構成については、根源の波動の命中不安を嫌い今期は安定択である波乗りへ変更。熱湯の方が火傷によるワンチャンを狙えるため有りかもしれないが、少しでも火力を重視したかったため波乗りを選んだ。今期はカイオーガ以外の禁伝を使ってみようと考えもしたが、最早カイオーガしか使えない身体になってしまったため恐らく来期も何かしらのカイオーガ軸を使ってると思う。初の3桁へ導いてくれた神ポケモン。本当にありがとう。
・ゴリランダー(拘り鉢巻)
・性格:意地っ張り
・特性:グラスメイカー
・技構成:グラススライダー/はたき落とす/蜻蛉返り/馬鹿力
・実数値:177(12)-194(252)-111(4)-×-113(180)-113(60)
・選出率:4位
・引用元:シーズン15【22位】Uruさんから(https://uru-poke.hatenablog.com/entry/2021/03/05/210048)
前期は草枠として残飯ナットレイを使用していたが、強力な先制技持ちと後述するサンダーと組み合わせてのトンボルチェンでの対面操作が可能な点を評価し採用。上位の構築経緯に書いたことがほとんどだが、カイオーガ・ヒヒダルマなどの代表的なスカーフ持ちポケモンを確1で倒せるため、上記の2匹が入ってる構築には先発で出す事が多かった。また、今期のナットレイはカイオーガメタとして体感だが9割HDベースしかいなかったため、鉢巻馬鹿力で∞回葬ってきたが、その分接触技しかないため静電気サンダーに圧倒的に不利を取る事も多かった。そこを考慮しても問答無用の8世代最強の草ポケモン。ありがとう。
・サンダー(ゴツゴツメット)
・性格:図太い
・特性:静電気
・技構成:ボルトチェンジ/暴風/電磁波/羽休め
・実数値:197(252)-×-150(252)-145-111(4)-120
・選出率:同率2位
最強の物理受け・運ゲ製造機ポケモン。前期愛用していたタラプサンダーで今期も行くつもりだったが、あまりにも悪ウーラオスが多く、安定して受けだせるポケモンが思いつかなかったため敢え無く流行りに乗って型を変更。ラオスの襷潰しや、潮吹き耐え調整しているザシアンのちょい削り+ワンチャン麻痺などとにかく痒いところに手が届く本構築の大黒柱。相手の同じ型のサンダーにも同様に苦しめられたが、自分も使用している以上静電気麻痺には目を瞑った(本当は麻痺引くたびにキレていたなんて言えない)。剣盾環境最強ポケモン、ありがとう。
・ドラパルト(命の珠)
・性格:意地っ張り
・特性:すり抜け
・技構成:ドラゴンアロー/大文字/身代わり/龍の舞
・実数値:193(236)-172(132)-96(4)-×-96(4)-179(132)
・選出率:5位
本構築の影のMVP、称号をつけるとしたら『受けループキラーEL』。前期に相当苦しめられたダイナラキムドーを初めとする純正受けループを1匹で完全崩壊させる神ポケモン。今期序盤は残飯身代わりギルガルドを使って誤魔化していたが、使用難易度が高すぎて択を外しまくり、PSの足りない自分では全く強みを生かせなかったため悩んでいたところ、終盤に突如頭に振ってきたのがこのドラパルトだった。基本受けループとマッチングした場合、自分の構築だとほぼ100%と言っていいほどダイナラキムドーの選出しかされない事に気づき、上記の残飯ガルドを参考に身代わり珠両刀型で採用した。自分の選出は決まってドリュウズ・ドラパルト・サンダーの3匹。
初手にほぼ確実にムゲンダイナが投げられるため、こちらは基本ドリュウズを先発し、後投げされたエアームドに対してこちらはサンダーへ交換し一旦様子見。相手は特殊受けであるラッキーに基本交換してくるため、そこにボルチェンを合わせこのドラパルトを着地させる。ラッキーに後投げする事で物理型だという認識を相手に匂わせることで、大体エアームドに再度引いてくるためそこで安全に身代わりを置くことが出来る(突っ張ってきたとしても基本ラッキー側にこちらへの有効打が無いケースがほとんどのため、どちらにしろ身代わりでOK)。そこで龍舞を見せる事で、相手は悠長に鉄壁を積んでくるため、油断したところに刺さる珠大文字。C無振りとは言え瀕死までは確実に持っていけるため、基本そこで勝負あり。ラッキーやダイナに引いても+1〜2珠ドラゴンアローを受けきれる筈もなく、相手が両刀と気づいた時には既に勝負が決まっている。
今期だけで上記の全く同じムーブを10回程行ったがほぼ全て勝てたため、我ながらこの閃きは本当に大きかった。受けループの対処に困っている人は是非使ってみてほしい。型が知れ渡っていないため、役割対象がピンポイントではあるものの、出した試合はほぼ勝ちに貢献してくれて本当に強かった。もっと早く思いつきたかった、ありがとう。
・ドリュウズ(突撃チョッキ)
・性格:意地っ張り
・特性:砂かき
・実数値:191(44)-198(196)-93(100)-×-86(4)-129(164)
・選出率:同率2位
・引用元:シーズン15【2位】サックーさんから(https://sakku-poke.hatenablog.com/entry/2021/03/01/193850)
今期の地面枠。前期はガブリアスを使っていたが、ゼルネアス構築が毎回キツかったため悩んでいたところ、尊敬して止まないサックーさんのチョッキドリュウズを見つけた瞬間に心が躍った。前期のガブリアスと同様に瓦割りが非常に偉く、前期に比べると減った印象ではあったが一定数いた壁ゼルネ構築や、ラプザシアンの並びにも非常に強く出る事出来た。ダイナックルがある事によって、ダイロック読みで引いてきたナットレイにも大きく負荷を掛ける事が出来る最強ポケモンだった。今期で一番ダイマしたのは間違いなくこいつ。全てにおいて無駄がない完璧なポケモン。最終日までにこいつだけ菱形色違いを用意出来なかった事だけが唯一の反省点。本当にありがとう。
・悪ウーラオス(気合の襷)
・性格:意地っ張り
・特性:不可視の拳
・技構成:インファイト/暗黒強打/不意打ち/挑発
・実数値:175-200(252)-121(4)-×-80-149(252)
・選出率:6位
とりあえず入れとけ枠。前期からの変更点は冷凍パンチ⇒挑発にしただけ。最初は静電気サンダー対策に非接触技のストーンエッジに変更したり色々試したが、イマイチしっくりこなかったので、万が一ダイマした時にダイウォールの媒体にもなれる挑発で採用した。なんだかんだで出すと強いが、自分が不意打ち択下手すぎて正直今期は全く強みを生かせなかった。有利であるはずの黒バドレックスにも何度も葬られて反省しかない。自分の力量が原因であまり活躍させてあげられなかった悲しきポケモン。だがお前は並びにいるだけで意味がある。もっと精進します、ありがとう。
【結果】
TN:がちゃぴん 最終890位 レート1880
※瞬間最高レート1893
【最後に】
今回は長い間目標にしていた最終3桁を取ることが出来て本当に嬉しいです。
前期に比べると参加人数が減っており、運もあったとは思いますが無事に残ることが出来て感無量です。
また、今期は有名な方々ともたくさん対戦する事が出来て本当に楽しかったし勉強にもなりました。
確実に自分にとっては大きなシーズンとなったので、今日からの竜王戦環境最後の目標は最終レート1900以上を目安に頑張っていこうと思います。
最後になりますが、一応レンタルパーティーを公開しておきますので、使い方がいるかは分かりませんが参考になれば幸いです笑
今期は今まで以上に力を入れたこともあり尋常じゃない文章量になってしまいましたが、ここまで読んで頂き本当にありがとうございました!
最後に、カイオーガ・ゴリランダー・サンダー・ドラパルト・ドリュウズ・ウーラオスの6匹、その他色々試したポケモンたち、今期も頑張ってくれてありがとう!
Twitter:@gachapin_pkmn
【剣盾】シーズン15 使用構築【最終1674位-1818】脳筋雨サイクル◆オーガナットサンダー◆
はじめまして、がちゃぴんと申します。
そしてシーズン15お疲れ様でした。
今期はリア友3人で最終順位を競うという事で、シーズン序盤から積極的に潜り続けてました。
僭越ですが今回初めて最終レート1800を越える事が出来たので構築記事を書かせて頂きました。
※周りの構築記事書いてる方々に比べたらなんでこんな順位低いやつが記事書いてんだって思われそうですが、『友達に見せる用』『初の最終レート1800越えという自己満による日記感覚』と暖かい目で閲覧頂けるとありがたいです笑
前置きが長くなりましたが本題の構築紹介に入ります。
【経緯】
環境トップの禁伝枠であるザシアンを上から一方的に粉砕出来る点に惹かれ スカーフカイオーガ を軸に構築を組み始めました。
基本的にカイオーガを置いていると、まずスカーフを1番に警戒され初手にサンダーを選出されやすいため、サンダーに対して後出しから受けが成立する タラプサンダー を採用。
※多分この構築のMVPはこいつだと思ってる
後は雨パとして相性補完が取りやすい物理受け枠として残飯ナットレイ、電気の一貫を切るために地面枠が欲しかったので、打ち合い性能が高いチョッキガブリアス、とりあえず困ったら入れとけば強いタスキ悪ウーラオス・珠ミミッキュを入れて完成。
※今期死ぬほどカイオーガ入りの構築と対戦しましたが、カイオーガ・サンダー・ナットレイ・地面枠・悪ウーラオス・ミミッキュという並びが本当に多かったので、何となく組んだ構築でしたが割と雨パにおける結論パだったのかもしれない()
【個体紹介】
・性格:おくびょう(S↑A↓)
・特性:あめふらし
・技構成:しおふき/こんげんのはどう/れいとうビーム/かみなり
・実数値:175-×-110-202(252)-161(4)-156(252)
・調整意図:最速ザシアンを抜くために最速必須
環境序盤はほぼほぼスカーフの個体しかおらず読まれやすかったが、中盤あたりに珠やチョッキ、残飯型など様々な開拓が進んだおかげで一周回って終盤はスカーフを考慮する人が減って刺さってた印象。対策してないパーティは潮吹き3発で終わる試合もあるほどのぶっ壊れ火力でした。本構築の要として頑張ってくれてありがとう。
・選出率:3位
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・ナットレイ(たべのこし)
・性格:のんき(B↑S↓)
・特性:てつのトゲ
・技構成:パワーウィップ/ジャイロボール/ボディプレス/やどりぎのタネ
・実数値:181(252)-114-201(252)-×-137(4)-22 ※S0個体
・調整意図:HBブッパ・物理受け
本来は鉄壁ボディプレ型で使用していたが、ヌオー・トリトドン・ガマゲロゲなどの水地面枠が一定数いるため、構築に草技持ちが1体以上は必須と感じ鉄壁⇒ウィップへ変更。終盤につれ増加したカイオーガにも打点を持てるためダイマして打ち合い性能も上がり変更は正解だった。最終日にはアッキサンダーとナットレイの一騎打ちを暴風混乱1回も引かずにTODで制した時は夜中なのに叫んだ。最高の陰キャポケモンよ、ありがとう。
・選出率:2位
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・サンダー(タラプのみ)
・性格:おだやか(D↑A↓)
・特性:プレッシャー
・技構成:ほうでん/ぼうふう/みがわり/はねやすめ
・実数値:197(252)-×-106(4)-146(4)-146(180)-68(129)
・調整意図:HDベース・特殊受け
本構築の特殊受け枠。サンダーに後出しから勝てるサンダー。カイオーガ対面初手ダイマしてきたサンダーに対してこいつを後出しする事でダイマターンを完全に枯らすムーブが強すぎた。身代わりがあることによって環境に繁殖しまくったラプザシアンの並びもこいつ一人で壁ターンを枯らし有利展開に持っていけた。ほぼ100%と言っていいほど選出した間違いなく今期のMVPポケモン。最強。ポケモンGOで色違い粘った甲斐があったよ・・・ありがとう。
・選出率:1位
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・性格:ようき(S↑C↓)
・特性:さめはだ
・実数値:183-182(252)-116(4)-×-105-169(252)
・調整意図:ASブッパ
シーズン中旬までは襷で使用していたが、一緒に採用していた悪ウーラオスを鉢巻⇒襷へ変更したため、前シーズン1位のくろこさんが使用していたチョッキを持たせて採用しました。(参照:【SWSH】シーズン14使用構築 Finalizeサンダーラオス【最終2153-1位】 - Red Wonderland (hatenablog.com))
今期はラプザシアンを始めとした壁展開構築が一定数目立ったため、ダイナックルの媒体にもなれる瓦割りの存在は大きかった。スケイルショットの命中率が体感70%くらいしかなかった事以外は上出来。暴れてくれてありがとう。
・選出率:5位
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・性格:いじっぱり(A↑C↓)
・特性:ふかしのこぶし
・技構成:インファイト/あんこくきょうだ/ふいうち/れいとうパンチ
・実数値:175-200(252)-121(4)-×-80-149(252)
・調整意図:ASブッパ
シーズン中盤までは受けループをブチ壊すため鉢巻で採用していたが、初手や詰めとしての出しやすさや行動保障を考慮して鉢巻⇒タスキへ変更。構築上カイオーガを意識したポケモンが初手に来やすいため、相手に負荷を掛けやすく必ず何かしらの仕事をこなしてくれる。ダイマした時にキョダイマックスのスープを飲ませてない事が最終日に判明して焦ったが対戦に大きな支障はなかったので見なかった事にした。ありがとう。
・選出率:4位
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・ミミッキュ(いのちのたま)
・性格:ようき(S↑C↓)
・特性:ばけのかわ
・技構成:ゴーストダイブ/じゃれつく/かげうち/つるぎのまい
・実数値:130-142(252)-101(4)-×-125-162(252)
・調整意図:ASブッパ
何の変哲もない珠ミミッキュ。ダイナックルの一貫を切るためのゴースト枠として採用。終盤のガマゲロゲの急増からウッドハンマーを採用するかも悩んだが外せる技が無かった。BWの禁伝たちが揃いも揃って型破りばかりのため出しにくさは否めなかった。ほぼほぼ選出していなかったため改善の余地があるとしたらここかもしれない。化けの皮あってなんやかんや出来てありがとう。
・選出率・6位
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【結果】
TN:がちゃぴん 最終1674位 レート1818
シーズン序盤は人生初となる瞬間2桁(最高43位)まで行くことも出来ましたが無事沈没しました笑
毎回3桁や2桁を当たり前のように取っている上位勢の方々は本当に尊敬します。
【最後に】
需要があるかどうかは分かりませんが一応レンタルパーティも貼っておきます。
今回は勝負事ということもあって初めて最終日にオールでぶっ続けで潜り続けました。
序盤の勢いが良かったこともあり、その反動として中盤以降全く勝てなくなってしまい何度も心が折れそうになりましたが結果としては今までで一番いい成績を取れて良かったです。
この順位で満足せずに、次回こそは第一目標である最終3桁順位で終われるようにこれからも日々精進して行こうと思います。
これからたくさんの上位勢の方の構築記事が出てくると思うので、来期はカイオーガ以外の構築も色々試してみたいですね。
こんな拙い構築記事を最後まで読んで頂き本当にありがとうございましたm(__)m
そして頑張るきっかけを作ってくれたリア友2人、そしてカイオーガ・サンダー・ナットレイ・ガブリアス・ウーラオス・ミミッキュの6匹、頑張ってくれてありがとう!
Twitter:@gachapin_pkmn