がちゃぴんのポケブロ

ポケモン剣盾から対戦始めた民の緩めの構築記事です

【SV】シーズン9 使用構築【最終754位-1927】BIG5スタン with Gorilla

またまたお久しぶりです、がちゃぴんです。

約3シーズン振りにポチベが回復し、ギリギリですが何とかSV2度目の最終3桁に潜り込めたので記事に残します。

 

構築経緯

※採用順

 レギュレーションDルール2か月目となったシーズン9だが、自分はシーズン8はほぼほぼ触っておらず、環境の知識も皆無だったため、とりあえず無難に強そうなディンカイサフゴの3体をベースに使用してみたところ、個々のパワーの凄まじさと対応範囲の広さから序盤~中盤はこの3体だけでほぼ無双出来たので軸にすることにした。

 ディンカイサフゴをベースに構築を煮詰めていく中で、コノヨザルが初手でも後から来ても非常に厄介だったため、初手から安定して対面処理できて、不利を取るポケモンが少ない襷ハバタクカミを採用。

 残り2枠を模索していく中で、なかなかしっくりくるポケモンがいなかったため、中盤に使用していて特に使用感が良かったパンチグローブ水ウーラオスを採用

 ラスト1枠は全くまとまらないまま最終日を迎えてしまい、適当に今の構築に欲しい要素を考えた。

①水ウーラオスやパオジアンに対面強い枠

ハッサムが出されやすいにも関わらず処理ルートが乏しいため、出来れば初手に誘いつつバレパンを撃たせず炎テラバで返り討ちできそうな枠

③キョジオーン無対策のため隠密枠

 これらの欲張り要素を詰め込んだポケモンなんかいるわけ・・・と思ってボックスを眺めていたら、剣盾の頃から愛用しているゴリオスウホ(愛称)じゃなくてゴリランダーがこちらを見ていた。非テラスで水ウーラオスに強く、炎テラバでハッサム、パオジアンに強く、隠密を持たせてパオジアンの氷柱怯みも解消しつつキョジオーン対策にもなれる、理論上完璧な型として最終日の夜に急遽育成して採用したところ、想像以上に活躍してくれたため、このタイミングでようやく譜面(構築)が完成した。

 

個体紹介

ディンルー@オボンの実

・性 格:腕白

・特 性:災いの器

・タイプ:悪・地

・テラス:

・技構成:カタストロフィ/地震/挑発/ステルスロック

・実数値:261(244)-131(4)-176(116)-×-109(68)-75(76)

 

〈調整〉

参考:SV S8 シングル 最終14位 最高レート2166 ディンパオカミラオス - 願いが叶う場所 (hatenablog.com)

S:↑上記のディンルー+1

 

 あまりにも耐久値がおかしいバグポケモン。環境に蔓延るパオジアンや水ウーラオスには素のままだとどうしても隙を見せやすいため、氷水を半減できる水テラスで採用。参考元のしょうちくばいさんの記事にも書いてあるが、主にカイリューが主軸の構築である関係上なるべくステロを撒かれたくないため、ディンルー対面で必ず上から挑発を打てるように、S方面にもそれなりに努力値を割いている。

 この構築を使い始めた環境序盤~中盤は、ほぼ全試合に初手から出してパオラオス対面ノータイムで水テラスを切っていたが、後に出すカイリュー・サーフゴーが非テラス状態だとブーエナハバタクカミのムンフォシャドボが一貫して負ける試合が目立ったため、終盤にかけてこのポケモンの選出率はかなり減っていった。

 出しどころとテラスの切りどころを間違えなければ最強のポケモンではあるが、もう少し考察出来た点でもあり課題が残った。

 

カイリュー@食べ残し

・性 格:意地っ張り

・特 性:マルチスケイル

・タイプ:竜・飛

・テラス:

・技構成:神速/地震/竜の舞/羽休め

・実数値:191(196)-202(236)-116(4)-×-121(4)-109(68)

 

〈調整〉

HA:出来るだけ高め

S:+1で最速ミミッキュ抜き

 

 敵にしても味方にしても強すぎるガチの破壊神。単独でもえぐいが、サーフゴーと合わせる事で鬼に金棒になり手が付けられない。知れ渡った王道な型であるため、至る所からゴーストテラス等のメタが貼り廻られていたが、そのメタを飛び越える強さがあり、とりあえず選出迷ったらこいつとサーフゴー投げれば割と何とかなる試合も多かったし本当に最強だった。ありがとう。

サーフゴー@拘り眼鏡

・性 格:控え目

・特 性:黄金の身体

・タイプ:鋼・霊

・テラス:

・技構成:ゴールドラッシュ/シャドーボール/10万ボルト/トリック

・実数値:171(68)-×-116(4)-189(148)-116(36)-136(252)

 

〈調整〉

参考:【S5最終3位】封殺チオンドクガ - Origin Regression (hatenablog.com)

 

 火力・特性・耐久全てが壊れているチートポケモン。個人的にはサーフゴーを一番強く使える型は眼鏡一択だと思っている。テラスタイプは原案を元に鋼でずっと使用していたが、眼鏡カミのシャドボやイダイトウに無限に負けていたため、ゴースト技を透かせるノーマルへ変更した。終盤拘り持ちのハバタクカミが増加していたことや、環境に存在する眼鏡サーフゴーは一般的に鋼や水などが多く、ノーマルを採用している例がほぼ無かった事もあり、なかなか考慮されづらく実際に刺さる場面は多く、変更は正解だったと言える。

ハバタクカミ@気合の襷

・性 格:臆病

・特 性:古代活性

・タイプ:霊・妖

・テラス:

・技構成:祟り目/ムーンフォース/テラバースト/電磁波

・実数値:131(4)-×-75-187(252)-155-205(252)

 

〈調整〉

S:ミラーやパオジアン意識で最速

 

 構築経緯にも書いたが、コノヨザルが重かったため初手に出してアドバンテージを取りやすい襷型で採用。ウーラオス系統にも強く、引き先として出てくるヒードランジバコイルへ初見殺しの地面テラバで破壊する。残り1枠はとりあえず脳死で撃って上振れを期待できたり、後出しするカイリューや水ラオスの起点にする電磁波。最終日に何匹のヒードランジバコイルを破壊したか覚えていない。この枠も終盤付近に何となく思いつきで採用してみた枠ではあったが、最終日は電磁波も全て当ててくれたりと、活躍っぷりが半端なかった。やはり髪ならぬ神。

水ウーラオス@パンチグローブ

・性 格:意地っ張り

・特 性:不可視の拳

・タイプ:格闘・水

・テラス:

・技構成:水流連打/雷パンチ/冷凍パンチ/アクアジェット

・実数値:177(12)-180(108)-137(132)-×-81(4)-149(252)

 

〈調整〉

HB:陽気パオジアンの弱点テラバーストを最高乱数切り耐え(6.2%)

A:なるべく高く

S:準速ミミッキュ意識で準速

 

 シーズン中盤あたりから壁+パンチグローブ水ラオスはずっと使用していたが、最終日まではずっと水流連打・ドレインパンチアクアジェット・剣の舞の毒テラス型で愛用していた。終盤にかけてどんどん増加したHB電磁波カイリューに対して抜群打点が無い事と、初手に出して水ラオスミラーが発生した場合に、相手側に即負担を掛けられる打点を持てるようにしたかったため、最終日の夜に急遽ドレインパンチ・剣の舞から雷パンチ・冷凍パンチのフルウエポン型に変更した。実際にこの技範囲の広さは犯罪的だったが、最終日に後出しされたカイリューは全員冷凍パンチをケアして一旦引いたりテラスを切られた。ちなみにテラスタイプも最終的には、カイリューの神速や飛行テラバに対して耐性を持ちたかったため、毒⇒鋼へと変更した。型としては間違いなく強かったが、この技構成で使うのあれば、間違いなくもう少し火力面に努力値を割いた方が強かったと思う。

ゴリランダー@隠密マント⇒突撃チョッキ

・性格 :意地っ張り

・特性 :グラスメイカ

・タイプ:

・テラス:

・技構成:ドラムアタック/はたき落とす/テラバースト/ドレインパンチ(地だんだ)

・実数値:181(44)-176(116)-122(92)-×-91(4)-137(252)

 

〈調整〉

HB:陽気鉢巻ウーラオスインファイト確定耐え

S:-1で最速135族抜き

 

 最終日に急遽入ってきた救世主。相手の選出画面にウーラオスがいると、ディンルー・ハバタクカミ(スカーフ水ラオスだと上から倒されるため願望になる)が出しづらくなるが、ゴリランダーであれば対面有利で且つ、炎テラスにすることによって構築上重いハッサムを上から破壊し、キョジオーン対策ついでで持たせた隠密マントのおかげで、初手パオジアンと対面した場合でも、炎テラスを切れば怯みにおびえる事もなく、確実に上から制圧できる。技はドラムアタック・はたき落とす・テラバーストの3つまでは確定で、残り1枠は最初はHP管理のできる宿木の種を採用していたが、全く撃つ機会がなかったためドレインパンチへと変更した。気づけば技がフルアタになっており、補助技撃たないなら特殊方面にも強くなれる突撃チョッキのが強くないか・・・?と思い、持ち物を変更した。

 上記の技と持ち物にて、ある程度型は定まってきてはいたが、初手に来る水ラオスが毒テラスを切った後に撃つ技がはたき落とす以外になかったため、シーズン終了1時間前くらいにドレインパンチ⇒地だんだへ変更した。ちなみに変更してから地だんだは結局1度も撃っていない・・・

 最終日にいきなり考案し、対戦しながら調整を変えていったが、思ったよりも環境への刺さりがよく、結果的には最高のラストピースになってくれた。剣盾時代に人生で初めて3桁順位を取った時にも活躍してくれた個体のため、このポケモンには何か特別なものがあるのかもしれない。

 

結果

・使用TN:がちゃぴん【最終754位-最終レート1927】

・対戦回数:600戦324勝276敗

 

最後に

 久しくランクマッチをやっておらず、シーズン5振りにちゃんと取り組んできましたが、最終日の夜12時までは5桁に落ちるほど沼ってたので、あ~今期完全に終わったわwと友達と通話しながらやっていたら、急に頭が冴えて調整や型を変更し潜り続けたところ、まさかの4時間程で3桁まで潜る事ができたので、正直自分でも驚いてます笑

 瞬間最高順位としては、朝8時時点で425位と、レート2000手前までいけましたが、そこからは勝ちきれず流れに乗れないまま少し順位を落として終了しました。まあ最終日までまともに構築もまとまらず、流れと勢いだけでレート2000まで行けるほどさすがに甘くはなかったです・・・

 ですが、久しぶりに最終日に割と上位帯で1戦1戦魂を込めながら潜れて本当に楽しかったし、やはり最終日でしか味わえないこの感覚はたまらないですね('ω')

 ってな感じでポチベ爆発してるので、今期はもっと順位を伸ばせるように引き続き精進していきます!対戦してくださった方々ありがとうございました!

 

※おまけ(頑張ってくれたポケモンたち)

 

Twitter:@gachapin_pkmn